３次方程式の解の公式

数学はロマンだと教えてくれた先生がいた。

３次方程式の解の公式についての逸話だ。

はるか昔、イタリアでは「数学の試合」というものが開かれていた。

その時代を生きた数学者、カルダノ。

彼は、３次方程式の解の公式を

タルターリアという数学者が発見した、という噂を耳にし

それをなんとか聞き出そうと何度も足を運んだ。

結果、タルターリアは「口外禁止」という条件のもと、

カルダノにそれを教えてしまう。

その後、カルダノは

タルターリアから教えてもらった解法を

書籍にして出版してしまう。

もちろん自分の名前で。

（カルダノにはカルダノの正義があったのだけど）

もちろんタルターリアはブチギレ。

「口外禁止」を言った言わないの話になり、

じゃあ数学の試合で決着をつけよう！

ということになったのだが、

タルターリアは敗北した・・・

というお話。

※超ざっくりです。色々なサイトを参考にさせていたただきましたが、史実と齟齬あればすいません。

数学の世界って、自分が今生きてる世界の

延長線上にあるんだなー、と思った瞬間だった。

別に成績が劇的に上がったりはしなかったけど、

授業はそんなに嫌じゃなくなった。

それだけだったけど、それだけでよかった。

退屈な時間が減ったということだから。

これから自分が書いていく

コピーもそんなふうになれたらいいな、と思う。

今まで全く関係なかったものが、

ちょっとだけ関係あるものになる。

その手助けができたら、

誰かの憂鬱を減らすことができたら、

けっこう幸せじゃないですか？

明日もがんばろう。

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１週間ありがとうございました。

バトンは、

会社の後輩であり、

新人賞同期でもある

内山奈月さんにお渡ししたいと思います。

昔から仲良くしてもらっていたので、

一緒のタイミングで獲れて嬉しかったなあ。

それでは、お楽しみに。