東京SOS!
先日、ゴジラを見たんです。
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ、東京SOS!
驚きました、あんまり面白くて。
というより、ほとんど感動してしまいました。
あまりにも、作り手の愛情に溢れていて。
スピード感のあるプロローグが、タイトルに変ると、
オーチャードホールは、大歓声に包まれました。
もうそれだけで、楽しくなってしまいます。
そうそう、東京国際映画祭の出品作品だったんです。
イタリアオペラはイタリアで見るに限る、なんていいますけど、
ゴジラはやっぱり日本? 盛り上がりが違います。
監督は、いつかゴジラ映画を監督する、という夢を持ち続けた人。
フリーの助監督として修業を積んだ後に、
その夢を実現させるべく、満を持して、東宝に入社したそうです。
19年ぶりに、昔の特殊技術スタッフを呼び戻したり、
初期の頃の出演者を、実際にもそうである、43年後という設定で
出演してもらったり・・・ファンなら涙する仕掛けがいっぱい。
おまけに舞台は東京です。
東京タワーは、今回、バキバキです。
監督の熱意にほだされてか、オーナーが快諾したそうです。
六本木ヒルズは壊れません。まだ、償却してないですもんねぇ。
カレッタ汐留まで登場!
D社、S社、H・D&Y(ややこしい)社の方は、必見です!
よく行く虎の門の駅も、壊れます。
なぜだか、うれしい。
モスラも、オリジナルデザインに戻っています。
モスラ2では、羽の質感がいかにもプラスティックで、
納得いかなかったんですが(笑)
今回はこれも、監督のこだわり。
アメリカに特注したファーで、かわいらしさ倍増です。
でも、なんだかんだ言って、鱗粉攻撃しかできない姿が、哀れを誘います。
思わず涙・・・
あ、回りの人も、けっこう涙をぬぐっています。
着ぐるみ見て、泣くなんて・・・
でも、気合いの入った仕事には、本当に感動させられてしまいます。
広告でも、そんな仕事が、大好きです。
さて、ゴジラは、12月13日、全国公開。
同時上映は、とっとこハム太郎・オーロラ谷の奇跡。
手元のチケットには、「勇気はときどき、奇跡になるのだ。」
なんていいコピーが・・
ところで・・・もう一回行く気なんですかね、この人??
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