リレーコラムについて

英語でいうと、バンブー・アイランド。

笹島真祐子

読んでくださっている方もいると知り、パソコンのこちら側で小躍りしております。
ありがとうございます。うれしいなあ・・・。

二日目も、「笹島」でいきます。

英語でいうとバンブー(グラス)アイランドなだけあって、
我が家の庭は、笹だらけ。
・・・そう言えば、昨日のコラムで書いた笹島さんのお宅も笹屋敷だったなあ。
笹島の庭には笹がある。なんて、わかりやすいアピールでしょう。
七夕の季節になると、近所の幼稚園児やら小学生やら、ときには高校生とかまで、
ずらずらと連なって、我が家の竹がほしいと尋ねてきてくれたりしていました。
私が社会人になってもしばらくはそういうのが続いていたものですが、
ここ数年で、近所に住むこどもの数がめっきり減ってしまったようで、
尋ねてくる方もずいぶん少なくなりました。
我が家の竹の繁殖力はすごいので、毎年どんどん刈っていかないと「笹森」になってしまいます。
しかたなく、ここ数年は刈っては砕いて、燃やしています。
なんだか、ちょっと、さみしいです。

強風の中にいても、押せばひき、ひけば押し、決して折れないのが竹ですが、
我が家の竹は軟弱で、けっこうすぐに、ぐにゃりと折れる。
それにつられてか、こないだ、杉の大木がいっしょにぐにゃりと逝きました。
ひと月ほど前、関東地方を巨大暴風雨が襲った日を覚えていらっしゃいますでしょうか。
冬のさいしょか、秋の終わりの日曜日です。
外はとにかくすごい嵐で、窓がしなるほど強い雨が暴れており、
外出をあきらめた私は、普段飲まないココアなんかをすすってみたりして、
嵐の日に家の中にいられるシアワセをかみしめておりました。
と、突如、
もっのすっごーーーーいっ振動が、家を襲いました。
幼稚な表現しか思いつかないのですが、ゴジラが家にやってきた、
みたいな感じだったです、ほんとに。ほんとに!
おそるおそる外に出てみると、なんと、なんと、我が家の屋根より高い杉の木が付け根のところで折れ曲がり、ベランダを破壊しておりました。
そして、そのまま地面に倒れてくれればいいものを、往生際の悪いことに途中で家屋にもたれかかったまま、力尽きてしまっているようなのです。
がーん。
いったいどうすりゃいいんだろう。
死んだ父が遺した大工道具はあるものの、へっぴり腰の私にそんなものが使えるわけもなく、また、使い方すらわからない。
しばらく途方に暮れたまま放置してみましたが、なにも状況が変わらないので(あたりまえ)、消防署へ電話してみました。レスキューしてもらえないかと思って。すると、すぐ消防署の人が自家用車で(!)やってきて、「こりゃー大変だあ」と言って、帰っていかれました。あれ?
次に警察署へ相談しました。すぐに交番の巡査がやってきて、またすぐ帰っていかれました。あれ、あれ?
区役所も、保険会社も、親戚も、みーんなすぐに来てくれるけど、見るだけで帰っていく。
相談事は右から左で、次のところへたらいまわし。どうせ、なにもできないなら、見に来るな!である。
結局、見かねたご近所の方(75歳のナイスガイ)が手作り道具をつかって杉の木を地面におろす大作業をひとりでやってのけてくださいました。涙。
あれから、1ヶ月。御用となった杉の木は、相変わらず庭に横たえられたままであり、
今朝も、またいで出勤してまいりました。
どーすりゃいいの、これ。

なにかいい方法をお知りの方がいらしたら、大広ブランドデザインの笹島までおしえてください、どーか!

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