長いおねだり。
イヤな夢というのをよく見る。
下から順番にいきます。
三番目にイヤなのは、走っても、走っても逃げられない夢です。
さすがに最近は出てこなくなりましたが
よくゴジラが家の角から迫ってきたものです。
走っても走っても空回りしてしまう。妙に遅い。ねばる。
うちの子供もよく見るそうですが、
日向公園の角に探偵コナンがいて、殺人事件に巻き込まれて逃げるそうです。
どう合成されているのでしょう。そちらの方に興味があります。
二番目にイヤなのは、「おい練習するぞ」というラグビー部の先輩の声で「はぁ」
とグラウンドに向かう夢。匂いまで再現されています。
そんなにイヤだったらラグビーやめればいいのに、高校中続けていました。
当時から私を知る嫁さんは、部の中で一番汚いとマネジャーに言われていたことを
後で教えてくれました。ははぁ、だから匂いまで再現されるのか。
でも、目が覚めると、「あぁ、よかった。私はもうラグビー部じゃない」と
明るい気持ちになれます。
この気持ちが残る分だけ、3年間ラグビーやっててよかったかもしれません。
類似した夢に「試験はじめます」という教官の声の夢や
「おいステージ始まるぞ」という仲間の声で
「あれぇ、パジャマじゃん、オレだけ。しかも曲聞いてないよ」
という夢があります。
これも、目が覚めると「あぁ、よかった。恥かかなくて済んだ」。
と、奇妙に明るい気持ちになれます。損してるんだか、トクしたんだか。
いままでで一番イヤだったけど、その分、一番よかった夢。
それは「あと3ヶ月です」と医者に余命宣告をされた夢。
まじかよ〜、と飛び起きて、しばらく余韻に浸っていました。
夢から覚めてもしばらく震えてました。20歳の夏です。
類似したホントの経験に、人間ドックがあります。
はじめて人間ドックに言った時、「胃にポリープがありますね」と言われた。
「そうだよなぁ、30歳でTCC取って、マネジャーになって、子供もできて、人生出来すぎだったよなぁ」と妙に諦めがついて、(こういうのを諦念というのでしょうか)、神妙な気持ちになって胃カメラを飲んだら、胃のイボでした経験があります。
そういう意味では、いまの私の人生なんて、「おつり」のようなものかもしれません。
人生は、使ってナンボ。輝かせてこそ意味がある。
さぁ、精一杯生きておこう!
(だから今度のボーナスで、ライカ買ってもいいよね。三神も持ってるし。)
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