リレーコラムについて

制作者にとっていい広告。生活者にとっていい広告。

町田聖二

日頃、広告制作に携わっていると、いい広告、わるい広告
などをスタッフと話題にすることが多い。

しかし、このいい広告とわるい広告の基準は何をもってして
言っているのか?

以前、正月に実家に帰ったときにこんな事があった。

テレビのCMで、某●●メーカーの広告が流れた。
(プライベート保護の為、一部伏せ字でお送りします。)

それは、業界的にはかっこよく、革新的で評価されまくりして
いて、 同じ業種のクライアントの仕事をしていた僕なんかも
嫉妬しまくりの広告だったのだが、、、

兄曰く「聖二、
 なんで、この広告は商品があんなにちっちゃいのだ。
おれは、コレに大変興味があるが見えないじゃないの!」

う〜む。
(たしかにその広告は極端に商品が小さく、画面の
10%に満たない大きさだった。でも、それも企画の一部だったのだが。)

クライアント様から、毎回、商品を大きくと言われるが、
まさか、身内からそんな意見が出るとは、、、。

広告たるもの、商品情報あってのモノ。
その事件があってから、僕は業界一商品カットに気を配る
CMプランナーになった。
商品を美しく、そして大きく登場させたいクライアント様は
私にご用命を。

追伸:下から4行はすこし、ウソをついています。
   ふつうよりすこし美しく撮ります。(当者比)
   ・・・

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