成り上がりましょう。

すみません、昨日、さぼっちゃいました。
でもまあ、今週は休日が二日もあったし・・・。
と、言い訳するのはみっともないのでやめにしますか。

で、本日、最終日ですね。
いろいろメール、ありがとうございました。
ちゃんと返事書きますね。
私のダメ話でちょっと元気になってくれたみたいで
うれしかったです。

そこで最後にいろいろ悩んでいるMさんの質問にお答えしますね。
たぶん、みんな聞きたがっている質問だと思うので、
採用させていただきました。

まず、『異業種からコピーライターに転職できるか』ですが、
28くらいまではやる気さえあれば大丈夫だと思います。
それ以上は受賞歴とかあれば望みはあるけど難しいかもです。
いずれにしろ、採用する側のキャラによるので、
可能性がないと思わないで図々しく受けまくることをおすすめします。
こういう時代ですから大変だと思いますが、もう根比べかなと。

あと、『コピー講座でなかなかいいコピーが書けない』ですが、
どう答えたらいいかな。
まず、評価されている人のコピーのどこが良かったか自分なりに考える。
そして自分のコピーのどこがダメだったか冷静に判断する。
で、評価されている人や尊敬するコピーライターが
どうやってあのいいコピーを発想したのか聞いてみることかな。
私もコピー講座に通っていましたが、
前半は全くダメ村ダメ子ちゃんで後半に盛り返した感じです。
確かに始めから最後まで評価されっぱなしの人もいましたが、
どこで開花するかは個人差があるし、通っている間に評価されなくても、
焦る必要ないですよ。
ドラフト5位で入団して今じゃすごいことになっているイチローとかいますしね。

最後に『コピーライターで食べていけるか』という質問。
これはもう賞を獲るなりして社内でもしくは転職して
自分の評価を上げていくしかないかと。
決して食べられないわけではないけど、
プロダクション勤務の若いコピーライターはきついかもです。
でも、私の場合、そんな中でハングリー精神が培われた気がします。
あまり幸せな条件のところにいたら、
賞とかどうでもよかったかもしれないです。
私自身は、最悪のところから這い上がるのを
どこかで楽しんでいたと思います。

なんか、あんまり参考になんなかったかな。
まあ、暗い気分になったときは、
売れっ子コピーライターになった自分を想像しましょう。
そして、「あのときはきつかったけど、それがあるから今がある」と
誰かを慰めている自分を想像しましょう。

最後に、いまもがいているコピーライターさん。
そう、そこのあなた。世の中不景気です。
そして、世の中、成功している人間の方が圧倒的に少ない。
だからいま辛酸を舐めているあなたは、より大衆にうけるものを書けます。
ネガな気持ちですら誰かを慰めることができる。
これ、コピーライターやっててよかったって思うことのひとつです。

みなさん、いろいろあると思いますが、
ま、どこかでお会いできたら飲みましょう(笑)。
1週間、どうもありがとうございました。

来週は新人賞同期の松村雅史さんです。お茶漬けのアノ人です。