3年前の。
征矢徹
・お手元にある千円札(漱石さんでも、英世さんでも可)をもって、
郵便局へ急ぎ、ハガキを20枚、買います。
・デスクの右にハガキをおいて、愛用の万年筆または水性ペンを用意。
・そして、手を洗います。
・次に用意するのは、3年前の年賀状の束。
・やおら、一枚、一枚、丁寧にめくります。
・3年という年月はフシギなもので、顔を思い出せない人もいます、
なんで賀状をもらったんだろう、という方もいます。
まい年、まい年くださる方のことにも気づきます。ウレシクなります。
・とにかく、どんどん見て、気になった賀状を左において行きます。
・30分経過。
・さて、何枚の賀状がのこりましたか。
・ここから、返信。できれば、手書きがいいですね。
・お元気ですか、からはじまって何でもいいですから、書きあげてしまいます。
・特別な想いとか、約束ごと、頼みごとをするわけではないので気ラクです。
・住所は書いてあるので、宛名はカンタン。
・調べる必要がありません。
・何枚か書いて、疲れたら、本日終了。
・さっそく、ポストへ。
・で、このハガキを出したことなんて、すぐ、忘れてしまうもんです(私は、そうです)
・数日経過。そのうち思わぬ何人か、から連絡があります。
・ハガキもあれば、メールもあれば、電話かも。
・その連絡確率は、5〜15%と思ってください。
・そんなものです。
・でも、そこから新しい付き合いがはじまります。
・この5〜15%というのは大切な、注目すべき数字です。
・あなたの必死なプレゼン、ケンメイな広告づくりも、大体、これくらいの反応なのです。
・だから、いつも心してコニュニケーションしよう、と思っています。
(なかなか、そうもいかないけどね)
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