「え!本気で蹴ってる!!!?」
中三の頃、クラスではプロレスが大ブーム。
「けっ!予定調和じゃん。、、」とバカにしていた自分が
一転したのは、当時新しくできた団体UWFを見てのことでした。
それは佐山聡(元タイガーマスク)が藤原嘉明に思い切りキックを
入れている映像。
「これは、ヤバイぞ!?なんか違う!!!」
相手にたいして遠慮の無いようにみえる攻撃。
ロープに誰も飛ばない、今までのプロレスから明らかにはみ出る文脈。
アンチなテイストに魅せられた私は
その佐山聡が一般参加もできるジムを瀬田にオープンしたという話をきき、
「タイガージム」に入会してしまいました。ミーハー気分たっぷりに。
そこでは佐山のほかに、インストラクターとして山崎一夫、宮戸優光がおり、
一度だけでしたが前田日明のような大物珍客がブラリと現れることも。
なかでも驚いたのは、ブリッジの練習中に
脚をグッとおさえる人がいたので見上げると
、、たまたま来日してたカール・ゴッチが笑っていたんですね〜。
(なにがスゴイのか、意味不明だよという方。すいません)
この「タイガージム」から格闘技シューティングが生まれて
20年後の今のプライドやk-1などの格闘技ブームへのきっかけの一つとなったんですよね〜。
その場に子供の頃の自分がいたというのは
今でもトークのネタとして重宝しております。
いまや、格闘技というジャンルは資本がつくメジャーとなり、
当時のガリバー、新日・全日というったプロレス団体は縮小。
「本質」を追求しているもの、またはそう見えるものが生き残っていくという部分に
今の、広告界と格闘技界の共通項を感じます。
うーん、無理やりな落とし込みだなー。
でも少しは広告めいた話も足さないとなー。ま、いっか。
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