リレーコラムについて

コピー術

時松哲哉

タイトルで気を引こうとしてしまいました。
ぼくほどの小者になると、「コピーはどう書くのか?」などという
質問なんか、されるはずもありません。
(ときどき、親戚のおばちゃんに聞かれることはあるけど)

今日は、ぼくのコピーの書き方について書きたいと思います。

?打合せの時間を勘違いしていたことにする。
 たとえば、14時から打合せなのに、なにも考えていない……。
 そういうときは、「え?14時だったんですか?4時だと
 思ってました」と言う。
?厚い紙に書く。
 いいコピーがないなぁ…という時は、質より量でごまかすのは
 よくある手ですが、博報堂の原稿用紙は薄いので、
 白いコピー用紙に書いて、束に厚みを出します。そうすると、
 「お?たくさん考えたね」と言われます。
?「パクリ」は「リミックス」。
 いいコピーを考えついたのに、「そのコピー、前にもあったよ」
 と言われることがあります。そんな時は、「パクリ」ではなく、
 「リミックス」と自分に言いきかせます。

…こういうことを書いてると、谷山さんに怒られそうですね。
やっぱりうそです。ここに書くことで、こういう手を封じ手にしようと
思ったのです。

コピーを書くのって大変なことなんですね。
(強引にまとめてしまいました)

NO
年月日
名前
5836 2024.12.26 小林大 極めるチカラ
5835 2024.12.25 小林大 泣かせるチカラ
5834 2024.12.24 小林大 う⚪︎ちのチカラ
5831 2024.12.23 小林大 コピーのチカラ
5827 2024.12.22 都築徹 包丁
  • 年  月から   年  月まで