リレーコラムについて

TCC授賞式で思ったこと

東畑幸多

今年TCCに入会した、東畑といいます。

今年、新人賞をいただいた私は、
今日はじめてTCCの授賞式に参加してきました。

で、さきほど家に帰ってきたのですが、
帰る道すがら、なんとなく切ない気持ちになりました。

授賞式の冒頭で、秋山晶さんが
「新人賞を受賞したみなさんは、これからも色んな賞をとるでしょう。
 でも新人賞ほど嬉しい賞は、きっとないと思います。」
のようなお話がありました。

でも、授賞式、そして、その後のパーティに参加して、
なんでしょう、、、なんか居場所がない。知名度もなければ、
知り合いがいるわけでもないので、広い会場にポツーンとしてる感じ。
有名なコピーライターの人たちが、やけにまぶしく見えて、
いい仕事をたくさんしている人たちに、その差をみせつけられているような
気分になって、パーティの途中で帰ってきてしまいました。

別に、有名なコピーライターの方が、なにか見せ付けてるわけでもなく、
オーラと一緒で、見てるほうが勝手に見えちゃってるみたいな感じな
わけなんですが。とにかく、切ない気持ちになっちゃったわけです。

ウエスティンホテルをでて、恵比寿駅にむかう景色は、
この授賞式は、嬉しくて忘れられないというよりも、
自分はまだ何もしていないんだな、という恥ずかしい気持ちに
なった、そんな思い出になりました。

月並みですが、早く恥ずかしい気持ちにならずに、
あの場で、立食パーティを楽しめるようになりたい、そう思いました。

ただ、忘れられないような嬉しいこともありました。
家にかえって、もらったばかりのTCC年鑑をひらき、
自分のページを見てみると、審査員の一人である大曲さんの
コメントがのっていました。それを読んで、大曲さんに電話して
お礼を言いたくなるくらい、売れいい気持ちになりました。
たぶん、僕は大曲さんが書いてくれた言葉を、一生わすれないと思います。

と、思春期の女子なみに、いろんなことを感じた一日でした。

ほかの新人の人は、どんな気持ちだったのかな?

NO
年月日
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