リレーコラムについて

追加1つ、お詫び1つ。

平石洋介

さっきコラムの最終回を書いたばかりで恐縮ですが、
以下よろしくお願いいたします。

まず、追加。

山田尚武さんのコラムNo.1704の末尾の問いかけ、
「コピーライターは、よいボツコピーライターであることを
 もっと楽しんでいい、と男は思った。
 ねぇ、H君はどう思う?」
に対する、H(本名)の返答。

「ボツコピーライターであることを楽しめるだけの深みとコクは、
 まだ僕にはなく、ただ悲しいぜ〜ってのが正直なところです。
 ただ、コピーライターの定義をコピーの専門家とするならば、
 僕にはまだその自覚がないので、そもそもピンとこない部分もあります。
 自覚と言うか、自信というか。
 CM企画やグラフィックのアイディアはウッヒッヒ〜と楽しく考えるんですが、
 いいねいいね〜、でコピーは?とCDから言われる瞬間が来ると、
 とたんに気が重くなる。

 営業からCRに来て右も左も前も後ろもわからなかった頃、
 その年で定年だった原鴻一郎さん(旧コピーライター入門の著者)に頂いた言葉があります。

   コピーライターが書いてもコピー。
   そうでない人が書いてもコピー。
   だから難しい。だから面白い。

 僕はその直筆のお言葉をありがたく頂戴しながら、
 いまだに脅されているような気がし続けています。
 いや〜ん、コピーって、なんだかこわいよ〜、みたいな。

 まあ、僕は僕で、
 言葉(コピー)で勝負する広告もあれば、
 違う場合もあるよね、ってなスタンスです。今は。
 (今、絵で勝負するCMをつくってます。言葉はアシスト役。
  主人公は、鹿おどし。 さあ、どうなるかな?)
 だからこそ、いつも言葉がすごい、本物のコピーライターの山田さんには、
 スゲ〜〜と感嘆するのですが。」

返答遅れてすみませんでした。

次に、お詫び。

最終回のコラムで、僕の広告をつくりました、と書きましたが、
正確にはデザイン会社のSAGA(サガ)がスポンサーです。
いかにも僕が広告出したような豪勢なふりしちゃいました。
お詫びして訂正いたします。

ちなみにこのSAGAは、
とても優秀なアートディレクター、寒河江(さがえ)さんの会社だから
サガという名前であって、佐賀県とは何の関係もありません。
とてもセンスいいデザインと、クオリティを追求する粘り強い姿勢が素晴らしい、
素敵な会社です。イケメンの若いデザイナーと、かわいい女子もいました。

場所は今話題の汐留で便利、しかも日テレの隣なので、
運が良ければタレントに遭遇できるかも。
ビルの4階なのにエレベーターがないので
運動不足の業界人は階段登りで足腰が鍛えられて一石二鳥!
みなさんいつも忙しそうですが、
勝負仕事がありましたらぜひご用命を。

以上、「お詫び広告」じゃなくて、
「お詫びに勝手に広告」でした。

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