真夜中のデニーズ
こんにちは。中治さんからバトンを引き継いだ山崎隆明です。
よろしくお願いします。
中治さんが紹介文を書いてくれたみたいです。
「表面に現れた成果の10倍がんばっている努力の人」
ありがたいお言葉です。
自慢じゃないですが、私はかなり要領が悪いです。
まあ、できないものはしょうがないですよね。
開き直ってかれこれ7年ほどになります。
そうそう、中治さんのコラムにもちょっとでてましたが、
中治さんが所属する「満員劇場御礼座」というサラリーマン劇団、
一見の価値ありです。かなり面白いですよ。
中治さんはここの看板役者であり脚本を書いたりもします。
いまは月曜の午前4時6分です。
今日はやらなきゃいけないことがあったので、夜更かししています。
さあ、なにを書こうかな。
う〜ん、だめだ。眠くなってきた。
あっ、新聞配達のバイクの音が聞こえます。
この年になると夜中にひとりでしごとをするのが、とてもつらいです。
特に日曜の深夜。ほんとに不幸な気になるのです。
「もしかしたらこんな時間に起きているのは、地球のなかで自分ひとりだけじゃないか」、なんてネガな気分になってしまうのです。
そんな時、私はデニーズに行って考えごとしたりします。
あそこは真夜中でも若者たちでいっぱいです。
「クリーミーチーズハンバーグ焼き野菜添えにライス大盛り!」
なんて威勢のいい注文の声が聞こえてきます。しかも
「デザートはキャラメルハニーパンケーキとミニチョコサンデー!」
まだ夜の7時ぐらいなんじゃないか、と錯覚してしまうほどのその元気さに
私のテンションも思わずグッと高ぶってきます。
「なあーんだ、起きてるのはおれだけじゃないんだ。よーしがんばるぞ!!」なんて思ったりして、ほんと単純です。
でも人間って、ちょっとしたことでやる気になったりやる気を失ったりしますよね。
この年になると飛躍的な能力の向上は期待できないので、
いかにモチベーションを維持させてしごとをするか、が大事になってきます。
そういえば昔、中治さんが「せめてこのしごとは私がやりましたって言えるぐらいのものは作ろうと思ってる」って言ってたなあ。
それも、自らしごとのハードルを設定することでモチベーションを保つ、ということですよね。
わたしは、今年すでに2本ほど人に言えないCMを作ってしまいました。
がんばらなきゃ。