ごあいさつ。
髙木大輔
みなさまこんにちは。
岡さん、中治さん、山崎さんとリレーされてきて、
いきなり「誰こいつ?」と思われるのがとっても心苦しい、
大阪在住、28才の高木大輔ともうします。
まずそもそも、たくさんの人に見られる文章を書くこと自体、
中学校の読書感想文以来なのでドキドキしちゃいますが、
今週1週間、できるだけ毎日、このコラムを書くように努力させて頂きます。
で、今日は僕の自己紹介も兼ねて、出身県・富山県についてご紹介します。
富山というのは47都道府県の中でも屈指の存在感の薄い田舎なんですが、
ちょうどこの季節、毎年思い出す富山のエピソードがあります。
中学3年の春、修学旅行で京都に行くことになっていました。
出発1週間前くらい、徐々にテンションがあがりつつある中、
朝7時に学年全員の生徒が集合させられます。
まず、体操マットを体育館に1列に並べて、50メートルくらいのマットの道をつくります。
そしてその道を1人5往復、でんぐり返しで進むのです。
なぜそんなことをするのかというと、
電車に酔わないように、三半器官を鍛えるためなのです。
そしてそのでんぐり返しが終わったら、
今度は床にビニールテープで作られた四角の外側に並び、
先生の笛を合図に順番に四角の中に速やかに移動する、
という動きを何度も練習させられます。
これは何の練習かというと…、
特急電車に乗る練習なのです。
先生曰く、
「特急電車は1分1秒の遅れも許されんからな!
もしお前らがモタモタしとったら、乗車・下車の途中でも
容赦なくドア閉まるからな!!」
もし自分の目の前でドアが閉まったりしようもんなら…
「怖ぇ〜!」
と必死に練習したものです。
電車がそんなに怖いもんじゃない、と大学生になって気付いたんですが
未だに、出張で新幹線に乗る時はかなり緊張してしまいます。
電車だけじゃなく、仕事に乗り遅れないよう頑張ろうと思っている、
こんな田舎もんのクリエーターですが、
どうか1週間、よろしくお願い致します。
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