リレーコラムについて

さくら

井口雄大

実はあさって誕生日です。
もうすぐ31になります。
だから、今年の春は中学校を卒業してからちょうど15年だったわけです。
(かなり強引なつなぎですが…)

というわけで、お花見同窓会なるものを企画しました。
みんなのスケジュールを調整した結果、
開催日は、4月のあたま。桜的にはかなり微妙です。
「遅くない?」「その頃は葉桜じゃない?」
「ま、年齢的にも葉桜だし…」
そんな話をしながら当日を迎えました。

桜は奇跡的粘りを見せ、わりと、
というか、ちゃんとキレイに咲いてました。
時折、紙コップのお酒の中に花びらが散ってくるくらいのいい感じで。

場所は、武蔵野のとある公園。
集まったのは、ぜんぶで30人ほど。
15年ぶり、という人がほとんどです。
「アイツだれだ?」という声もちらほら。

ボクは小中学生のときは驚異的に記憶力がよかったので、
ほぼ全員の顔と名前を覚えていたのですが、
一人だけ、見覚えのない顔が。
しかも、かなりの美人さんです。
もちろん他の女子の皆さんも、ずいぶん綺麗になってたんですが、
それをはるかに上回る美人っぷり。

30を過ぎると、日常生活において
「人ががっついてるシーン」というのは、
めったに見なくなるものですが、
久しぶりにおめにかかった感じです。

その日の夜、家に帰ってから卒業アルバムをひらいてみました。
確かにそのコは、隣のクラスの最前列のはしっこにちゃんといました。
それなりにかわいらしい感じです。
けれど、この素材が、あそこまで成長するとは…。
大器晩成型?
…ちなみにプチ整形ではないそうです。(聞いたら怒られました…)

そんなことが身の回りであったりすると、
9年目でやっとこさ新人賞をとれたボクでも、
ちょっと未来に希望が持てたりします。

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