リレーコラムについて

一限目:社会

神戸海知代

あっという間に師走ですね。
忙しい最中、このリレーコラムを読んでくださるあなたに心から感謝します。
すすきさんと再会のきっかけをくれたリレーコラムにも感謝です。
(おいしいごはん食べにいこうね)

はじめまして。
アサツー ディ・ケイの神戸 充代(かんべ みちよ)です。

なにを書こうかいろいろ迷いましたが
この季節ですし
忘年会とか合コンとか酒のつまみになりそうなものを探してみたいと思います。

あなたは、ひとのオーラを見たことがありますか。
わたしは一度だけあります。
いまからちょうど15年前の1991年4月17日
ゴルバチョフ元ソ連大統領の来日歓迎とノーベル平和賞を記念して
「日本の大学生と語る」
をテーマに講演会が開かれました。
関西の学校から唯一参加することになったわたしたちは
「ゴルビーってどんなおっちゃんやろな」
と胸をわくわくさせながら
新幹線に乗って東京の会場に向かいました。
わたしは当日司会役をつとめることもあって下調べをしていたんですが
「鉄の歯をもつ政治家」
の近寄りがたいイメージを抱いていました。
が、実際に会ってみたら
身構えるほどの迫力を感じるどころか
ふわっと誘いこまれるようなあたたかい空気を放っているんです。
はじめて会ったのに懐かしい。
愛情が深いというか。
生まれや立場や年齢がちがっていても受けとめてくれる
宇宙を胸にもっているというか。
オーラは光や色で見えるといいますが
たとえば、ひとの器のようなものかもしれません。

先月21日にゴルバチョフ元ソ連大統領はドイツのミュンヘン大学の病院で
頸動脈の手術を受けたそうです。
結果は順調で29日に退院、いまリハビリ中とのこと。

いまいちばんオーラを感じるひとは夫かな。
あ、のろけているみたいですね。これくどき文句につかえるかな。
というわけで、また明日。よい一日を。

NO
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