携帯の電話帳
佐藤夏生
高橋真くんからバトンを渡された佐藤夏生@博報堂です。
今日から一週間よろしくお願いします。
初日の今日はですね…携帯電話の電話帳について、
思うところがあったのでそれを。
一度登録した人名やアドレスを消去できない僕は、
今、携帯のメモリーに652件の電話番号が登録されている。
そして、その652件の人名・電話番号が全てフルネームで並列に登録してある。
最近、友人に「その登録の仕方は非効率でないか!」と言われた。
その友人の携帯を見ると、完全にディレクトリ型、
会社・プライベートからはじまってグループ分けされているのだ。
たしかに、効率的で美しい!
が、なぜか、僕的にそうしよう!とは思えなかった。そしてあることに気づいた。
人の行動がディレクトリ型になっているこのインターネット全盛期。
その瞬間、興味のない情報、電話をかける必要のない人こそ、意味があると!
携帯の電話帳をめくるたびに、忘れていた友人の名前が飛び込んでくる。
そして、そのコンマ何秒に「おっあいつ元気かな?」とか「いたいたこんな人!」
「この娘、かわいかったなあ」なんて思ったりする。
(でも決して電話をかけたりはしない。)
それが、気持ちよいのだ!
連絡をとっていないその友人とつながっていると思えるのだ!
「情報を能動的にとるようになった今こそ、
受動的に情報に触れることが大事なのではないか!」
それに気づいてからというもの、
毎朝の新聞が愛おしく感じるようになった。
書き殴り御免!
では、また明日!
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