ピンチな水曜日
桑田真澄(PL学園)
川島堅(東亜学園)
松坂大輔(横浜)
甲子園でのこの3投手は、すごかった!
すごい球を投げるから?いえいえ、それだけではありません。
僕がこの3人のすごいと思ったところ。
それは・・・
どんなピンチでも自分のテンポ、自分のペースで投げ続ける。
相手に、雰囲気に一切呑まれない。
そこがすごかった。
ピンチでも、主導権を握ろうとする。
ピンチさえ、自分の支配下に置こうとする。
彼らはそういうピッチングをしていたと思います。
高校生でですよ。すごいと思いませんか?
翻って、社会人で中年の僕。
「プレゼン、ひっくり返った!!明後日再プレだ!!!!」。
この業界、よくあるピンチです。
でも僕は主導権なんか握れません。支配下なんかに置けません。
自分のペースどころか、てんてこてんてこ舞っているだけです。
ああ、情けない。
彼らを少しは見習わなければ、と思います。
で、いつからかピンチの時には心の中で
「桑田・川島・松坂」とつぶやくようになりました。
するとあら不思議、頭の中に彼らのピッチングシーンが蘇ってくるのです。
それに合わせて自分も一球だけシャドーピッチング。
なんだか少しだけ落ち着いて、前向きな気分になれるのです。