キューバリーガー
禅問答の風合いが好きだ。
答えはなく、その過程の混沌こそが答えである、
という風合い。
でも、僕が生きている広告の世界じゃ
“答え”至上主義だ。
優劣だったり、勝ち負けだったり、是非だったり。
コピーにしてもプランにしても、
特に最近、なんだか言い切る強さが求められることが
多い気がする。
そして僕は少し、
そこの部分が苦しかったりする。
勝つ気もしないが、
負ける気もしない。
なんかそんなキューバリーガーのような立ち位置が、
やっぱり僕にはあっているような気がする。