コツ2

はじめまして。
大学時代、学園祭の舞台で、ピーナッツをどれだけ食べたら鼻血
が出るのか?をやって、2袋食べたくらいに、気持ち悪くなって鼻
血ではなくゲロが出てしまった山崎英生です。
よろしくお願いします。

皆さん、警察で取り調べを受けたことはありますか?当然ありま
すよね(笑)この仕事をしている人は、全員人に言えない過去を
抱えて、それを引きずりながら、生きているんですもんね・・。

大学時代、月1万5千円くらいの京都のボロアパートに住んで
いました。
部屋が全部で6室あって、3部屋は物置として誰かの荷物置き
場。後一部屋は僕。後、二部屋は○○○真理教の人が住んで
いました。いつも白い服を着て、スーパーで会うと豆腐しか買っ
ていなかったことを思い出します。
でも、世間の人が思っているような感じはなく、こちらが何か
不愉快な思いをしたことはありませんでした。僕がデカイ音で
AVを見て、もしかしたら迷惑をかけていたかもしれません。
そんなある日、地下鉄であの歴史的事件が起こりました。

その二人は、その後すぐに見なくなりました。

何ヶ月かした後、僕の部屋に警察の人が来ました。事情聴取
です。何を聞かれたとか、言ったとかはここで書かない方がい
いと思うのですが(書けばかなり興味深いんですが)、それでは
何を言いたいかというと、僕は恐ろしく緊張したのです。
多分、かなり取り乱していたと思います。怪しむなという方が
おかしいくらいに。あたかも、すごく重要なことを知っていて
それを隠しているんじゃないかくらいに。
なので、近くに警察があるというので、任意ですが、行きま
した。「絶対しゃべりかけるなオーラ」もここでは効きません。
取り調べなんで・・・。

もちろん、何もしていなし、何も知らないので、話をしてすぐ
に帰って来ましたが、刑事ドラマのような経験ができたことは
今から思えばラッキーでした。

でも、それ以来、緊張しているとか、自分の心理状態を相手に
隠す、つまり平静を装うことを覚えました。
コツは、何をこいつは考えているのか分からないって顔と雰囲
気を出すことです。浦沢直樹の漫画「モンスター」のヨハン・
リーベルトみたいな演技がとても参考になります。
　
PS　僕、前科はもちろんないですよ。エジプト旅行中に現地
　　　 の警察にいきなり連れて行かれたことはありますが・・。