CMプランナーの未来
日本オリジナルの職種である「CMプランナー」。
年間2万本以上の新作CMがつくられる特異な状況が作り出したとも言えるこの職種。
海外でCDとして働いると、「キミは、AD出身か?コピーか?」とよく訊かれます。
必ず「CMプランナー出身だ」と答え、どんな仕事をするのかを説明しています。
さて、日本のCMが、西欧諸国の参加する国際広告賞では勝てなくなっています。
アジア全般で同じことが起きています。
事実、Campaign Breif Asia誌のクリエイティブランキングのポイント集計では、
Film部門の受賞には2倍のポイントを与えています。
なぜ、アジアは勝てないのか。
なぜ、日本には専門職があるのに勝てないのか。
シンガポールで、とある世界ブランドの担当CDになって、
その理由のいくつかは明確に分かりました。
これは、近い内に必ず輸入しようと思います。
コピーの向上のためにTCCがあるように、
CMの向上のために、CMプランナー出身者がつくる
「CMプランナークラブ」を今こそつくるべきだと思います。