リレーコラムについて

澤本嘉光

来週、といいますか、もう、今週というか
もう数時間後ですが、リレーのバトンを強引に
東畑くんに押し付けました。

で、火曜日に書いて消えちゃった文について
もう一回なんとなく書いています。

一日目に書いたタイトルもこれを書こうかなと思ったからなんですが。

日本の真東にある国は?
アメリカ!
ちがいます。
あ、アメリカ合州国
ちがいます。
あ、わかった、アメリカ合衆国!
違います。正解は、ブラジル。メルカトル図法の地図は東と西を正確には
表していないから。
だってブラジルは地球の反対側じゃない。
反対だって、東を指差して、その指の方へずーっと行けばブラジルへ着くんだって。
という会話が成立するように
東、という概念には地球の引力が作用する。
というのは、東、は、東を指差した指先の直線の延長線上にはならない。
つまりその指差した人が立っている地点を接点とした
地球との接戦の延長線上には宇宙があるから。
東、という方向は、地球に表面にそって湾曲していく。
そして地球の裏側まで到達する。
つまり、地球の重力の影響を受ける、と言えるのかもしれない。
裏側に到達した[東]は、そのまま地球の重力を受けて先へと進むと
漫画ではないが指差した反対側、つまり西から自分のところへ戻って来る。
そう考えると東という概念の限界点を考えておく必要もあるのかもしれない。
東京から西にある富士山頂を指差して、[西です]と言うとすると
正確には、山頂の数メートル上を指差しておかないと、引力でその方位は
表面にそって曲がることになる。
では、同じ指差すで言えば、右という概念に引力は作用するのだろうか。
右には基準がない。自分だけが基準である。
なので、宇宙にいても右は自分の右。
地球上でどこを向いても、そのときに自分の右にあるものが右。
何者も作用しないと思える。
いいなそれ。
もともと上下という概念には重力は影響しない。
ただ、上には行きづらく、下には容易に行ってしまう、という
職階や高潔さのような原理は存在するが。

右左を決めるときのように
自分が基準となって物事を決めて行きたいものだが

これもまた自信がなくなるのは
光すら重力の影響を受けて曲がる中、
右という概念も
仮に、地球上のものを指差すときには重力の影響を受けるとすれば
東と同様に右のずっと先はまた一周して自分になる。
そう成ると僕の右手には僕の左手があることになる。

何せ地球が平面ではないので。
平面であるという前提自体が間違っているが
皆それを前提に生きている。

なんかそう考えているといつもわからなくなる。自分が右なのか左なのか。

と混乱したまま送信ボタンを押したら、実は消えたのが火曜日。
たぶん必然だったんだろう。
あまりに精神世界に入った文だったから。
今回は25パーセントくらいその世界の容量を軽くして書いたような気がする。
軽すぎたかな。

なんかうまくまとまらないけどまあいいや。
いつもそう言うこと考えて生きてます。

方位の基準が、地球の磁局を基準として
北と南を決めている以上、
東という概念は地球上でしか機能しないのだが。

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