リレーコラムについて

生態調査報告

鈴木雅昭

おはようございます。
先週の熊谷さんからコラムを引き継ぎました、
昨年、TCC最高新人賞を受賞させて頂いた鈴木雅昭です。

熊谷さんのコラムの終わりにありましたが、
歓迎会の夜、
僕の家は都心から少し離れているため、
最終電車を余裕で逃し、始発までの時間を
熊谷さんとクラブハウスで過ごすことになりました。
早朝の代々木公園を男二人で散歩しようと言われた時は、
正直、「何故?」と思いましたが、男二人だって…
朝の公園は…とっても気持ちが…い…
やっぱり「何故??」

僕は新聞配達の仕事をしながら運よくTCC賞を受賞させて頂きましたが、
現在も新聞配達は続けています。
始めてから、かれこれ2年ちょっとになります。
せっかくなので、
今回は知られざる新聞配達員の生態を少しご紹介したいと思います。

朝刊は、おそらく皆さんが思っているよりも早い時間から配り始めています。
僕は、毎朝1時半に家を出て販売所へ行き、準備を始めます。
まず、自分の配る分の新聞(約250部)にその日のチラシを入れます。
その後、相棒であるスーパーカブへと積み、2時過ぎには配り始めます。
配る場所は、それぞれ担当が決められており、
僕は主に駅周辺のエリアを担当しています。
駅周辺は高いマンションなどが多いため、階段の上り下りが大変です。
なので、一番若いという理由で僕が担当にされました。
配達員の平均年齢はかなり高く、
20代は僕を入れて3人、あとは50代・60代の人が殆どです。
配達員には、ひと月に3回までの配り忘れ(不着)が許されています。
頻繁にある事では無いですが、ボーっとしていると時々やります。
ちなみに、3回目以降は罰金です。

配達中は基本、ひとりぼっちです。
寂しくて独り言が多くなったり、猫に話しかけたりします。
調子に乗って歌なんて歌っている時に限って、
人と会って気まずくなります。
たまに星を見上げて格好をつけたりしますが、
誰も見てはくれません。

配達は、2時間ほどで終わります
僕も4時半には家に帰って、また寝ます。

以上が簡単な新聞配達員の生態です。
ご理解、頂けましたでしょうか?
拙い文章で、大変申し訳ありません。
明日は、配達中にあった出来事などをお話できたらと思っています。

一週間のお付き合い、
どうぞ、よろしくお願い致します。

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