天気予報
おはようございます。
最終日の今日、何を書こうか悩んでいたら
危なく不着しそうになりました。
最後くらいコピーライターらしい話を、とも思ったのですが、
今日まで、新聞配達の事しか話してこなかったので、
最後まで新聞配達員として語り切ろうと思います。
ですが、そもそも、そんなに面白い事が起こる仕事では無いので、
取り立ててお話しする事が、もうありません。
なので、取り立ててお話しする程の事では無い事を
お話したいと思います。
(※まどろっこしい前置きで行数を稼ぎました。)
新聞配達の仕事は、天気に大きく左右されるので、
夜の天気予報はかかさず見るのですが、
その中でお天気お姉さんが、
「今日はこの後、夜通し雨となりますが、
朝にはカラッと晴れて、気持ちの良い天気となりそうです。」
みたいな事をおっしゃる時があります。
僕はこの言葉を聞くたびに、少し寂しい気持ちになります。
確かに“明日の天気予報”なので、
明日の朝からの天気がメインでしょうが、
夜中から朝にかけて働いている人のことも、
もう少し気にしてほしいのです。
僕たち新聞配達員は、その時間から働き始めます。
簡単に「夜通し雨」とか言いますが、
雨が降ったらカッパを着て、
新聞には、一部ずつビニールを被せなければいけません。
雨だろうが雪だろうが、新聞配達員に休みはないのです。
だから、どんな時間帯だろうと働いている人はいるし、
お姉さんの予報を楽しみにしている人がいるという事を
もう少し気にしてほしいと思いました。
ただ、
そこでお姉さんが
「夜通し雨となりますが、新聞配達員の皆さんは事故等に気をつけて
頑張って下さいね。」
なんて言ってくれたら、すぐ好きになってしまいますけどね。
全国のお天気お姉さん、何卒よろしくお願い致します。
もともとは繋ぎで始めた新聞配達の仕事ですが、
最高新人賞も受賞できたし、今では運命的なものを感じています。
それだけに、辞めたら悪い事が起こりそうで怖いのですが、
やってきて本当に良かったと思っています。
今回、コピーライターらしい話は何もできませんでしたが、
新聞配達員に、少しでも魅力を感じてもらえたら嬉しいです。
一週間、お付き合い下さった皆さん、
本当にありがとうございました。
次週、
間違って新聞配達員に渡ってしまった
バトンを引き継ぐコピーライターは、
Ogilvy & Mather Japanの杉山元規さんです。
なんでも、今週は海外へ出張されていて、
明日、帰国するそうです。
何か、面白い土産話が聞けたらいいですね。
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