リレーコラムについて

完全にノープランを装い、実は旅館の広告がしたかっただけの男の、SMとベニスと、それとオカンへの私信。

和久田昌裕

タイトルを見て、エロイことを書くんじゃないかと期待した方、
そんな話は左さんに全部お任せしております。

というわけで、今日がホントのホントのホントに最後。

土曜日なんですが、夕方からの打ち合わせの資料作りで会社に来ています。

昨夜、会社帰りに女の子と飲みに行ったんですが、
この1週間コラムを書いてる、ってことと、
自分の周りとかミクシィ経由でだけだけど、けっこう面白いと言ってもらえた、
ということを嬉々として伝えたところ、
「キミ、話は面白くないのに、文章書いたら面白いだなんて、やっぱりプロだね」
と言われました。思わず、手が震えました。
でも、Mの僕には萌えポイントでもありました。

広告の仕事なんて、Mじゃないとやってらんない、
とは、昨日のコラムに登場していただいたAD・伊藤さんの名台詞ですが、
ホントにそのとおりだと思います。

前々回コラムを担当された永野さんは、
究極のCBCW(クールビューティコピーライター)です。
永野さんの嗜虐心をあおり、結果僕のM心をくすぐることで、
クリエーティビティを向上させる訓練として、
いつも「絶対服従のポーズ」をとらされています。
平たく言えば「土下座」です。

関係ないけど、マイミク申請が4件に増えていました。
今日もステキなコメントを紹介します。

「わくださん、はじめまして。
名古屋のWEB制作会社でディレクターをやっているまへといいます。

実は、ボク、わくださんに名古屋で会ったことがあります。
というか、一方的にお見かけしたというだけですが。

それは、何年か前のCCNの授賞式でです。
わくださんがTCC新人賞を取られた年の年鑑を持っていたので、
顔を覚えていて、
あ、あの人見たことある。旅館の人だ!ッて思ったのをよく覚えています。

ボクとわくださんの接点といえば、
そんなことと、あと、同い年というくらいなのですが、
これも何かのご縁ということで、マイミクに入れてもらえれば光栄です。

よろしくお願いします。

追伸、
また名古屋に来られることがあれば、
今度は、勇気を出して、声をかけさせてもらいます」

旅館の人だ!って・・・。
いや、まあ、自分のブランディングとしては成功なんですが。

あ、そうそう。名古屋といえば中部電通に古市という生粋の変態がいます。
電通の新入社員研修で、同じ班だったんですが、
突然、ひとりでふらっと海外に出かけちゃう、人間性もフットワークも軽い男です。
この前の大晦日の最中、実家で温泉に浸かって気持ちよく年を越そうとしている僕に、
古市から電話があって「今、福岡に来てるんだけど」と言われました。
ごめん、俺、実家なんよ。てか何で福岡?
と尋ねると、今から船で韓国へ行く、と。へー、正月韓国か、とか思ってると、
「ワクさんも一緒に行こうよ、明日ソウルで落ち合おう」
とかムチャなこと言い出して、絶句。

何年か前に、突然福岡に遊びに来て、一緒に福岡の誇る水郷・柳川で川くだりをしながら、
ここは福岡のベニスって言われてるんだよね、みたいなことを言うと、
2週間後、古市から国際電話があって
「今、ベニスにいるんだけど、ここはイタリアの柳川やね」
と一言だけ言って電話が切れました。もう、なんなん、お前。テキトー過ぎやろ。
まあ俺の「福岡のベニス」っていうコメントもテキトーだったけどさ。

あ、テキトーといえば、高田純次さんを崇拝してるんですが、
高田純次さんがプロデュースする、テキトーBarってのを考えました。
もうね、何もかもがテキトーなバーなんです。
値段も、置いてある酒も、メニューも、テキトー。
チェックしようとすると「だいたい5,000円くらいです」
とか言われて1万円札を渡すと、二千円札が1枚だけ返ってくるような。
おまけに、開いている日もテキトーだから、
お、今日開いてるじゃんラッキー、みたいな。
それで、場所はなんとなく北千住あたりにつくればいいと思ってるんですが、
お店の名前は「高田の場・Bar」
これ、けっこう流行ると思うんだけど、どうですか。高田純次関係者のみなさん。

ということで、お店のコンセプトワークの話、終了。

で、したくもない古市の話をなぜあえてしたのか、と言えば、
次のコラムも同じく新入社員研修で同じ班だった、北田くんだからであります。
彼は生粋の天才です。
入社当時、クリエーティブなんてめんどくさいからヤダ、
とか言っててその1年後に転局試験に受かっちゃってイヤイヤ異動。
その途端、TCCとか、ヤングカンヌの日本代表になったりするような天才です。

こんだけハードルあげとけばいいだろ>北田

そんな北田くんも一度だけ泊まりに来た、
玉名温泉・旅荘『黄金館』
一泊二食付、¥11,550から。電話番号は0968-72-3117。
決してテキトーではない、行き届いたサービスが自慢です。
ご予約時にTCCのリレーコラムを見てと一言※

※ちなみにこの馬刺し付っていつまでOKなん?>オカン
それとゴールデンウィークは、聡の帰省に合わせて短時間だけでも帰ります。
でも、基本、例年のごとく九重に山登りに行くんで、よろしく。

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