無差別コラム【宇宙人との交流】
弁護士になりたい人は、法律の勉強をするでしょう。
俳優になりたい人は、演技の訓練をするでしょう。
では、宇宙人と交流したい人は、一体どうすればいいのでしょうか?
1.カルト集団に入る。
これは、自身がその集団のやり方に共感できるかどうか次第です。
みんなで大空に懐中電灯を向け、太鼓に合わせて明滅させたり、動かしたり。
そんな儀式のあとで飲むビールは、意外においしいのかもしれません。
2.科学的手法で迫る。
世界中の学者たちが中心となった、SETIというプロジェクトがあります。
the Search for Extra-Terrestrial Intelligence: SETI=地球外生命探査。
「地球以外のどこかに1つは知的生命が存在することを証明する」
「地球以外のどこにも知的生命が存在しないことを証明する」
そのいずれかを成し遂げるために、プエルトリコの天文台から電波観測を行っています。
でも「χ2乗(Chi-Sqared)値10以下で TM/Pk 3/2 以上のガウシアン」なんて言われたら、
「ちゃんと地球の言葉で話してくれよ」と、思ってしまうだけでしょう。
3.自分で探しに行く。
地球上で宇宙人を見つけ出せる可能性は非常に低そうです。
ここは直接、宇宙で探したいところですが、宇宙に行くのはなかなか大変です。
今年のはじめ、鳩山由紀夫首相は、
中継で繋がった国際宇宙ステーション「きぼう」の
野口聡一宇宙飛行士に向かって、こうおっしゃいました。
「私は宇宙人と言われていますが、実際に宇宙へ行ったことはありません。
野口飛行士がうらやましくてなりません。」
…さて、このパラドキシカルな事態を、どう捉えるか。
今のところ、宇宙人に一番早く会う方法は、この人を探すことかもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=CarLFGhd-jA
それでは皆さん、また明日。
横田俊郎
リクルートメディアコミュニケーションズ
yokota_t@r.recruit.co.jp
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