リレーコラムについて

みんなで仲良く

坂本陽児

月曜日からお付き合いいただいたこのコラムですが、
今日でいよいよ、私の担当も終わりです。

・・・はぁ〜、しんどかったぁ〜。

毎日呻きながらも、一日もサボらずにコラムを書けた
自分にホッとすると同時に、毎回確実に楽しい文章を届けてくれる、
プロのコラムニストさんやエッセイストさんたちの大変さがよく分かりました。

いやはや、何事も経験です。勉強勉強。

ということで今日は、
最後だけに僕がいつも、思っている話をします。

・・・さて皆さん、
ダメな上司や同僚、部下のせいで
仕事がうまくまわらない時ってありますよね?

ほかにも、人身事故のせいで電車が遅れている時や、
子どもが汁をカバンにこぼしたせいで、会社に遅刻しそうな時。

失礼なクライアントに理不尽なことを言われた時や、
仕事で忙しいのに、しつこい不動産のセールス電話がかかってきた時。

人生は、イライラすることの繰り返しです。

・・・ですが、だからこそ。

みんな、仲良く生きましょう。

かくいう僕もセールスの電話は、克服しなければならない壁なのですが・・・
(どうしてもカチン、ときてしまいます)。

やっぱりどうしても、短気は損気。
イラッと心を揺らした時点で、負けなんだと思います。

ちなみにそんなイライラを克服する方法のひとつとして、
僕は最近、苦手そうな人に会った時は、
その人のご両親を想像することにしています。

きっと僕が苦手な人でも、ご両親にとっては一生懸命、育てあげた宝物。

(そういえばスティングが冷戦時代、「ソ連にも子を思う親はいる」的な
歌を歌っていた気がします。人間は憎しみがあると、そんな当たり前の
ことすら忘れてしまう。今の北朝鮮にだって、当たり前のように子を思う
親たちはいるはずです・・・おっと脱線脱線。)

そう思うと、自然と怒りも和らぎます。
その人のいいところが見えてきます。

さらにちなみに、人身事故に出くわしたときも、
反射的に舌打ちをするのではなく、
反射的にまずはその人の安否を思うように、心を訓練したりしております。

だってみんな、この世に生まれてきた以上仲間ですし、
助け合って、みんなで楽しく生きることが一番ですから。

自分の周りに、大きな大きな受容の円を描くように。
すべてを受け入れ、心はじっと動かさない。

そんな状態でおだやかに日々を過ごせたら
素敵だろうなぁ。と、思います。

・・・

さて来週月曜日からは、仕事はしないのに飲んだり食べたり、
なぜかただならぬご縁が続いている
平石洋介先輩にバトンタッチします。

お願いした時の話によると、どうやらとても素敵な場所から
コラムの話を始めてくれるそうですよ。

それではどうぞ、お楽しみに!

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