リレーコラムについて

最後に

荒木俊哉

今のところ、ルームメイトには
ここで家庭事情をリークしていることは
ばれていないようです。よかった。

実家生活とも、同棲生活とも違う、
この不思議な5人暮らしは、
たぶん、これからも続いていきます。
(いまのところ、あと2年くらいは)

ここでひとつ。おぼろげですが、
そうだよなぁ、と思った言葉があります。

人生が思い通りにいかないのは、
いろんな人の人生と
重なっているからで、
むしろそのことを幸せに思うべきだ。
(みたいな内容・・・すみません)

男女5人がひとつ屋根の下で暮らしていると、
もちろん全てがスムーズにいくわけではなく、
日々ささやかなストレスや衝突の連続です。

でも、全てが思い通りにいくなんて、
悪くいえば、誰とも本気で関わっていない、
ちょっとさみしい人生なのかも、とも思うのです。

(昨晩も、みんな外泊していて
土曜の夜だっていうのにひとりでして、
さみしさのあまり、ムダに全室の明かりをつけて
全裸で過ごしてしまいました。)

無理やり言いたかったことにつなげると、
仕事も同じなんじゃないか。と。

大きな仕事になればなるほど、
関わる人の数もふくれあがっていきます。
ひとりひとりにそれぞれの思惑があり、
ものごとがなかなか前に進まないことも多い。

そんなときこそ、
いろんな人生と重なっている
その仕事を逆に幸福だと思って・・・
あー、やっぱムリ!思えない!
みたいな葛藤を抱えながら、
今日もコピーを書いている私です。
すみません。

なんだかまじめ腐った内容になってきたので、
そんな柄でもないので、ここらで
そそくさとバトンをお渡ししたいと思います。

来週は、平山浩司さんです。
宮崎出身、お茶の水の駿台予備校、
一橋大から電通まで、すべて同じ経歴。
知らない間に私は平山さんの背中を
追っかけて生きていたという、
会社はもちろん、人生の、素敵な大先輩です。

その穏やかな語り口。艶やかな髪。鍛えられた肉体。
そして、アダムかイヴでいえば、確実にアダムな平山さん。
きっと、深く、大人なコラムが展開されることと思います!

NO
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