早朝バズーカ―がやりたい。
最近、テレ東の深夜番組ばかり見ている。
生活時間帯でそうなっているということもあるけど、番組として面白い。
生放送じゃなくても、何が起こるか分からない乱暴さ、
どうにか笑わせてやろうという「企み」みたいなのが伝わってくる。
何年か前の誕生日に「天才たけしの元気が出るテレビ」のDVDBOXをプレゼントされた。大好きな番組だった。当時は幼稚園だっただろうか?早朝バズーカ―も、幸せの黄色いハンカチも、雪山に裸で投げ出されたりするのも、とにかくどんな企画も面白かった。
いまでも面白いと感じるのかなと、DVDを見てみたところ、やっぱりイケる。
そして、この感覚は、深夜番組を楽しむ感じとよく似ていた。
もし、いま元テレを再放送したならば絶対深夜帯だと思う。
当時は日曜日の20時という超ゴールデンタイムだったけれど。
元テレ、深夜番組を楽しむ感覚をもっと掘ってみると、
みんなで何かいたずらをしている感覚と似ていることに気付いた。
そして大事なのはこの「みんなで」というところだと思う。
スリルを共有している感覚、面白い結末を期待する一体感。
ここ最近、テレビが視聴されなくなったという人がいる。
たしかに情報源としてのテレビは、役割を縮小したのかもしれない。
でも、一体感という意味で、テレビの役割はまだまだ健在だと思うし、なくなったら寂しい。
そういえば、元テレを見るときの我が家は一体となっていた。
父と母は喧嘩の途中であっても笑い合っていたし、両親が大笑いしているのも、
子供ながらに楽しかった。
いま私が深夜番組をよく見ているのも、
その一体感で、深夜の孤独を癒したいからなのかもしれない。
・・・今日は、早く寝ようと思う。
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