大震災後のストレスを、どうするか。

3月末に、TCCストレスケアセミナーを、竹内が講師役で、開催させていただく準備をしておりました。
そのとき、東日本大震災が発生しました。

この三ヶ月で東日本に住む日本人が体験したのは、太平洋戦争以来のストレスだったのではないでしょうか。
将来の展望が立たないとき、人が感じるストレスは増大します。
東日本大震災の体験を通して、私自身のストレス観もかなり変わりました。
カウンセラーとして、人のストレスを観察し、学んでもきましたが、それは対象としての「ストレス」でした。

千年に一度の大震災。いまだ続く余震。終息にほど遠い福島第一原発。
日本人であることが恥ずかしくなる政治家の醜態。

この三ヶ月が、私自身のストレス実験でした。
日々ストレスを受けながら、自分自身の心身にどんな影響があるか。
ストレスを感じるとき、脳内はどんな神経伝達が行われているのか。
ストレスは、喜怒哀楽の感情にどんな関係があるか。

「ストレス」という言葉がとてもリアリティを持つようになりました。
いま現在、ストレス状況にある人に抱く共感も理解も、深まったように思います。
根本的なストレスケアの方法を、体験を通して学びなおしました。

6月24日(金)、あらためて、TCCストレスケアセミナーを開催します。

広告業界で神経をすり減らしながら日々を過している現役の広告制作者に、今日から役に立つストレスケアをご提案したいと思っています。

知っているのといないのでは、これからの人生のクオリティが変わってくる。

そんな話を満載にして、お伝えします。
会員の皆さま、ぜひ、ご参加ください。

さて、竹内好美の担当するリレーコラムは本日最終ですが、ストレスケアや心理学、脳科学の話など、毎日ブログで展開しています。
こちらも、ご覧ください。

ブログ　「素敵な人に会いました」
http://ameblo.jp/jibuncounseling/
(思いっきり宣伝して、すみません。一週間、ありがとうございました)

次週のリレーコラムをご担当いただくのは、尊敬する先輩、
朝倉勇さんです。
人間へのあたたかい眼差と深い洞察で、いろいろなことを伝えてくださるでしょう。
私も、次週に期待しています。