リレーコラムについて

生徒の生徒

小林慎一

僕は今年で8年目です。
僕的にはまだまだ勉強することばかりで、
雑多な仕事に追われながらも、
なんとか、いいもの残そうと奮闘している毎日です。

と、自分のことでも精一杯なのに、夏から僕に下がつきました。
彼は2年目なんですけど、僕が教育係というわけです。

人にモノを教えられるほど、僕は偉くはないけれど、
幸か不幸か僕の下になったからには、
とにかく僕が8年間で学んだことは全部教えてやろうと、
日々ぐちゃぐちゃと仕事をしながらも、なるべく、
時間をさいてコピーを見てあげようと思ってます。

「じゃー、この考え方はいいから、
この辺でもうちょっと考えてみようか。」
軽く言い残して家路について、次の日会社に来てみると、
「考えたので、見てください。」と真っ青な顔している。
つまりは、僕がかる〜く言い残した言葉を受けて、
彼は徹夜をしているわけです。

教育係というものは、彼の成長だけでなく、健康にも責任があるし、
僕は怒るの好きじゃなけど、怒んなきゃいけない時もあったりで、
なかなかに難しい。仕事が2倍になった感じ。

彼がいいコピーかいてきた時には、
自分がいいコピー書けた時みたいに嬉しいから、
喜びも2倍なんですけどね。

NO
年月日
名前
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