コピーライターと草野球その1
渡部秀人
はじめまして。電通第1CD局の渡部秀人です。わたし、TCCとは銀行自動引き落とし
で会費を払ってるだけの間柄です。
今週は、「コピーライターと草野球」というテーマで書きます。といっても、
私は自分自身を「コピーライター」と胸張って言えるような人間ではありません。
名刺上の肩書きは、「CMプランナー」となってます。だから、仕事をするときには
、別の「コピーライター」という人と組みます。はっきりした意思をもって「コピ
ーライター」の身分を棄てた訳ではありません。そんなかっこいいもんじゃなくて、
会社で何年も過ごすうちに、なぜかだんだんこんなふうになっていったのです。
で、話は野球なのですが、おとといの土曜日(11/11)我がオールスターズ(電通
CRを中心に作られたチームです)は、麻布球場で仲畑広告制作所さんと試合をしま
した。しかし、松尾卓哉(2CD)の挙式に便乗して藤田貴久(4CD)をはじめと
する主力選手がハワイに渡航中のため、普段はセンターを守っている私が先発登板
することに。
前週のテスト登板では中継ぎで2イニングを被安打0、与四死球0,失点0に押さえ、
自信を深めていたのですが、この日はさっぱりストライクが入らず。ワンアウトを
取ったものの、3連続四球で満塁。立ち上がりから大量失点を覚悟したこの場面、
強烈なピッチャー・ライナーが運良くグラブに収まり、ダブルプレーでなんとか
ピンチをしのいだのですが、結局初回の1イニングだけでマウンドを降りました。
久しぶりのマウンドで味わった、孤独感。それは、なぜかなつかしく、まだコピー
ライターと名乗って仕事をしていたころを思い出させるものでした。真夜中の会議
室でひとり原稿用紙に向かっていた、あの孤独感にどこか似ているのでした。そう
いえば、テレビCMの仕事はいろんな人と関わることが多くて、あの気持ちいい孤独
感からすっかり遠ざかってしまったような…。
結局、試合のほうは、私の後を継いだ二番手の阿部洋士(1CD)が大乱調。60キロ
台の遅球を滅多打ちされ、5点を献上。ところが、ハワイに行ったはずのエース横尾
嘉信(4CD)が突如登場し、ゲームを立て直して、11対5で逆転勝ちを納めました。
仲畑広告制作所のみなさま、どうもありがとうございました。
今日はこのへんにします。それでは、また明日。
なお、練習試合などのお申し込みは、5551-4662電通1CD局 渡部までどうぞ。
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