平均的27歳女子より、読むモノ
和田佳菜子
はじめまして。
富田克人さんからバトンを頂きました、
電通中部支社の和田佳菜子です。
「動物園で見られるうちは、心配してもらえない気がするなぁ。」
という新聞広告のコピーで、今年、新人賞をいただきました。
パンダのビジュアルのやつです。
お盆中、しばらく考える時間はあったのですが、
師匠の岡部将彦さんのように面白い話をできる人間でもないので
尋常じゃない量の手汗をかきながら、このコラムを書き始めております…あぁ。
最初に、簡単な自己紹介をさせていただきます。
◆名前:和田佳菜子
◆出身:熊本県熊本市
◆年齢:27歳
◆経歴:電通に入社して1年目は東京の人事へ配属となり、
2年目から中部のクリエーティブへ異動(赴任)しました。
名古屋在住4年目になります。
◆趣味:とくになし
という感じです。
実はこの、「趣味がない」というところが
今回コラムを悩んでいる理由でして、
これだけは人に負けない!というほど語れることがないんですよね。
それでも、何か、何か、書かなければならないというところで、
タイトルの通り、
「やれ趣味だ!やれ特技だ!と胸を張れるほどではないけれど、
きっと平均的な27歳女子よりはよく没頭しているだろうモノ。」
というハードルの低いお題を勝手にもうけ、語ってみることにします。
つまりは1週間かけての自己紹介ですね。
しかも、特に含蓄もないという…申し訳ない感じです…すみません…。
◆ 平均的27歳女子より、読むモノ ◆
推理・ミステリー・サスペンスと冠される小説をよく読みます。
そもそもが人気カテゴリなので、既に浅はかな感じが出てますが…苦笑。
「時刻表の裏をかいた」とかのトリック暴きというよりは、
「人を殺す」、「人を亡くす」といった究極の局面に立たされたときの
当人の感情や心理、その周りの人間の本音に嘘に欺瞞に狂気・・・
といった部分を読むのが好きなほうです。
だから、犯行前の動機とか、犯行後の人生とか、
色々なテーマで人情の機微をしっかり描く「東野圭吾」が一番好きです。
女性の醜い心を素っ裸にする「桐野夏生」とかもいいですよね。
社会的な犯罪をテーマに大衆の心の向きを切り取る「佐々木譲」や「横山秀夫」、
ミステリーなのにエンターテイメントできてる「伊坂幸太郎」も好きです。
「湊かなえ」の『告白』のような救いようのない闇な感じも大好物です。
どちらかというと、文章そのものの表現に凝っているものより、
ストーリー構成や事件背景、登場人物の感情内容に力を入れていて、
必要最低限のシンプルな文章で書かれたものが好きです。
食事中、おはし片手にお行儀悪く読んだり、
1日中、家から出ずに、引きこもって読んだり。
それが自分的には、大変なしあわせだったりします。
ちなみに、ホラーは現実感がないので、あまり興味がないです。
何だかんだ恐がりで、夜眠れなくなりますし…。
あと、甘酸っぱい恋愛小説とか、ハッピーなやつはどうも無理です。
性格が悪いので、自分より幸せそうな人を見たくないからかもです…。
何か、ちょっとジメジメした暗いヤツ感が出てきてしまいましたが、
実際に会ったら、たぶん意外と、明るくて元気です。
人見知りが激しいですが、慣れれば、よく笑うほうだと思います。
そんな和田佳菜子が
浅く狭く、こんな感じのことを書いていくだけの1週間ですが、
どうぞ、よろしくお願いいたします。恐縮です。
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