東京転勤3.25
あの震災からわずか2週間後に東京へ転勤してきた
大広ONESの宮井政明です。
(金田さん、神戸の夜は、私の青春でした)
(生駒師匠、お元気ですか)
(下堂先生、ご無沙汰しております)
東京での住み家を決め、大阪へ帰って来た直後に地震が
発生しました。この状況で本当に転勤できるのか?
と思っていましたが、3月25日、辞令通りやってきた次第です。
東京に着き、浜松町の駅に降りた瞬間ホームが暗かったので、
不謹慎にも「あ、この節電風景、テレビで観てたやつや。
やっぱり東京はライブやなぁ」と、ちょっと興奮しました。
マンション選びの決め手となった、ベランダから見える
ライトアップされた東京タワーもまばゆいレインボーブリッジも、
節電のため、息を潜めていたので、
さらに、震災後の東京に来たことをリアルに感じました。
上京当時、情報手段はラジオだけでしたが、それもすぐに電池切れに。
コンビニには、電池はおろか食料もほとんどない状態でした。
音のない部屋で、ひとり黙々と荷をほどき、
お腹が減れば開封したダンボールから出てきたカップラーメンをすすり、
夜になるとダンボールを敷布団代わりにして寝る。
で、寝ついたと思ったら余震で目が覚め、
布団から飛び起きて本棚を押さえる。
本棚を必死で押さえている夢で目が覚めることも多々ありました。
エライときに東京に来たなぁ・・・とも思いましたが、
逆に反作用で何かが起こりそうな期待を今もしています。
私の東京ライフは、こんな感じでスタートしました。
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