落ちちゃう
坂本愛
神尾さんから、バトンをうけとりました。
電通の坂本と申します。
いま、せっせと書いた文章が
アップした瞬間に消えてしまい、
私も消えてしまいたいです。
これからはちゃんと、
下書きをしたいと思います。
(こうして、ひとは学んでいくんですね)
さて、この週末のことです。
土日はテニス旅行で千葉へ行ってきました。
東京駅から特急列車に乗りこみ、
うしろの席の男の子(推定5才)とおばあちゃんの
ほほえましい会話に耳を傾けていると・・・
男の子 「おいしいね~」
おばば 「うんうん」
男の子 「おばーちゃん、アゴ落ちちゃうね」
おばば 「うんうん」
えぇっ、アゴ!?
不覚にも、アゴの落ちたおばあちゃんを
想像して笑いそうになりました。
いや、本当にアゴが落ちていたら、
笑いごとじゃないのですが。
というか、ほっぺたが落ちていても、
ぜんぜん笑いごとじゃないですね。
事件です。
それはさておき、この会話を聞いていて、
慣用句や、言葉のちょっとした間違えって
こんな簡単に生まれていくものなのかと、
ちょっと感心してしまいました。
そしてコピーライターは、
このちょっとした間違えが笑いごとにならない、
そういう仕事なのだと、あらためて思いました。
そのことを肝に銘じつつ、
一週間、どうぞよろしくお願いいたします。
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