小林くん
小林くんとは以前勤めていた
パラドックスの創世記に知り合いました。
新聞社という社会的地位を捨て、
まだ誰も知らない、会社として成り立っていない
パラドックスに彼は飛び込んできました。
小林くんは昔から頼まれたら断れない人です。
ダヴィデ像のようなあらわな姿になり
何度も飲み会を湧かせてくれました。
いっしょに行った合コンの席でも、
まったく盛り上がらない空気の中で
伝家の宝刀であるザ・グレート・ムタのモノマネを
100%の力で披露するという
離れ技をやってのけたこともあります。
とにかくサービス精神が若手芸人級なのです。
そんな小林くんですが、今でもよく飲みにいきます。
彼は今、フリーランスのライターとして活躍する傍ら、
NPOの活動として東北の復興活動などに
精力的に取り組んでいます。
すごいなあ、と尊敬しているのですが、
最近ちょっと気になることがあります。
それは、小林くんの話は
なぜかいつもおもしろいのです。
昔からおもしろかったけれど、最近特におもしろい。
それでいろいろ分析した結果、
若干話を「盛っている」という
ことがわかってきました。
みんなが笑えるように
戸田奈津子的な翻訳を施してくれるんですね。
なので最近は、心の中で勝手に
ビッグフィッシュ小林 と呼んでいます。
小林くん、そういや最近
ちょっとユアンマクレガー感出してるよね。
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そんな小林くん、ライターとしてはとてもとても
信頼できる男です。(決して話を盛ったりしません)
通常のライティングはもちろん(スポーツ系とか強いです)、
社会活動的なご用命があればぜひ。