あけおめ

HAPPY NEW CENTURY！
年どころか、世紀まで明けまして、おめでとうございます。
ライトパブリシテイの国井です。
なんだか大きな大きな節目の、ちょっとマの悪いときに担当になったようです。
これで私がアーサー.Ｃ.クラークか誰かなら
「21世紀と宇宙時代」などについて熱く語るべきですが、違ってよかった。
何しろ、いま「ここが21世紀だよ」と言われても全然ピンときません。
エッフェル塔の真下にいるような気持ち。見えないんだもん。
というわけで、子供時代には1000年後ぐらいに来ると思っていた
21世紀になりましたが、特に抱負や予言はありません。
そういえば坂本龍一が、「21世紀に希望はあるか？」という問いに対して、
「基本的に新しいモノが好きだから（ある）」。
と答えていたのは、シンプルでいいなあと思いました。
ところで。
私は、宇宙の話が好きな割には、
ディテールにはウルトラ滅法ヨワいのですが（なのに、するか？）、
NASAか何かが（もう、ここから怪しい）、この果てしない宇宙空間に
もしかしたら存在するかもしれない知的生命体に対して、地球上の
情報やメッセージを発信しつづけていることを、ずいぶん前にＴＶで知りました。
まだ応答は無いようだし、今後もあるか分からないけれど、もし
伝えられるとしたら、自分は何を伝えたいだろう。と、いつもは
あまり考えないようなことを考えてみたら（お正月だし）・・・
それは、凍えるように寒い真冬の昼に飲むホットワインのうれしさだとか。
大みそかのカウントダウンを待つ人込みでモミくちゃにされる中、友人夫婦の
旦那がずっと私の手を間違えて握りつづけた情けなさだとか。
そういう、将もない、大好きなこと。誰にでもある、日常の、
ずっと続いてほしいこと。
なのかなと思いました。
みなさん、どうか幸せに満ちた一年を。