レントゲンから学ぶ企画術
はじめまして。
先週の成田さんからバトンを引き継ぎました大広の半谷と申します。
名古屋出身のコピーライターで、
大広に移る前は三晃社という代理店にいて
成田さんとは三晃社時代にご一緒させてもらっていました。
成田さんのコラムがとてつもなく熱く、
とてつもなくメッセージ性の高いコラムだったので、
僕はとてつもなくしょーもないお話を書こうかなと思います。
みなさん、一週間お付き合いお願いします。
それは僕がTCC新人賞を受賞して2年が経ったある日でした。
「へっくしょん!」と加藤茶のようなくしゃみをしたら、
腰がギックーッ!となり、 ギックリ腰になってしまったのです。
それは歩くことも立ち上がることもできないくらいの痛みでした。
その日は打合せもあったし、コピーも書かなきゃいけなかったのですが、
CDに連絡し、事情を話してお休みをもらいました。
それから這うようにしてなんとか近所の整形外科に行き、
壁を伝うように診察室へ行き、そこでレントゲンを撮ってもらったのです。
腰の部分を正面からバシャッと撮って
先生にそれを見せられながら診察してもらっていました。
そしたら、
うっすらと、
うっすらとですがハッキリと!
僕のチ○コが写っているではありませんか!!
腰の骨がくっきり見えているのは当たり前ですが、
よぉ~く見るとそのまわりの皮膚部分がうっすらと写っており、
僕の立派な自称「アジアの大砲」がハッキリと見えておりました!!
しかも左曲がり!!(笑)
そんなレントゲンを見ながら先生は真剣な物言いで、
「この背骨と背骨の間が…」
などと淡々と説明しているのですが、
目の前のレントゲンに自分のチ○コが写っているので、
僕は恥ずかしくて診断内容をまともに聞けるわけがありませんでした。
周りには若い女性の看護師も2人ほどいて
いっしょに僕のチ○コが写ったレントゲン写真をガン見してるし!
冷静になってよく見たら袋まで写ってたし!
マジでたまりませんでした。
タマだけに。
おっ、うまいこと言った。
ということで、
レントゲンを撮る時はみなさんも充分に気を付けてください。
思った以上に色々なモノが写ります。笑
僕はこのレントゲンから学びました。
広告にも同じことが言えるのではないでしょうか。
広告も、商品だけを写していたら何ひとつ面白くはありません。
広告も、ちゃんと「今」を写さないとみんなの心に響くことはないのです。
僕はこの日、自分の左曲がりのアレを晒しモノにすることで、
コピーライターとして生きていく術を少しだけ手に入れたのでした。
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