あー叱られる。
コラム3日目です。うーん…やはり仲畑さんの話しが喜ばれるのかな…
副田さんにお会いすると未だに仲畑時代の話で毎回盛り上がれるほど
伝説、笑い話、武勇伝と話題に事欠かないのですが、心に仕舞っておいた
大切な思い出話しを後で叱られるの覚悟で書いてみますね。
TOTO乃木坂ビル7階:
打ち合わせを終えて、資料を渡し忘れている事に気付き、
慌てて追いかけるもエレベーターの扉は閉まった後。
岡田亜子さんが「山もっさん、窓から叫べば間に合うよ!」と言うので
「そうだね!」っと机に上によじ登り窓を開けた時、突風が吹いた。
キャャーーー!!という叫び声と共に、窓の取っ手がグワン!と反対側に
回ってしまって閉められない。もう資料どころではなく、細くて小柄な
平松さんが私の体を引っぱり、私はめいっぱい腕を伸ばして取っ手に
指をかけ、どうにか窓を閉めることが出来た。
「危なかったね…」と平松さんと顔を見合わせ、フト後ろを振り返ると
そこに仲畑さんが立っていた。左手に私の足首を。右手に平松さんの
足首を掴んで立っておられたのです。
一瞬間があって「バカタレ!」と言い残し、スタスタと社長室へ
戻っていく後ろ姿を見て、惚れない人はいないでしょう。いないでしょう?
西麻布交差点あたり:
なぜか二人でアイスを食べてから帰ろうと言うことになり、
コンビニに立ち寄り、仲畑さんはチョコレートパフェを。私は氷イチゴを
チョイスしてベンチに座ってシャリシャリと食べていたら、
仲畑さんが「最後のひと口交換しよっ」とカップを差し出してきたのです。
えぇーーーーーーー!!ごめんなさい!!全部食べちゃいましたーー!!
平謝りする私に仲畑さんは「えぇーよ えぇーよ」と笑っていましたが
この時ほど、自分の心づかいの足りなさにヘコんだことはありません。
今思い出しても自分の頭をバカバカバカと殴り倒したくなります。
なぜ、ひと口、仲畑さんに氷イチゴを食べさせてあげたいと思わなかったのだろう。
なぜ、日々、仲畑さんから心づかいの大切さを教えられているのに覚えないのだろう。
そして、
なぜ、仲畑さんは、女子力まで高いのだろう。
師匠があまりに魅力的だと、何時までたっても自分に自信が持てなくて
困っちゃうよね〜ってお話しでした。あー叱られる。
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