東北の歴史
あまちゃん、南三陸に戻りましたね。
今週月曜日が震災のシーンだったので、
見たいような見たくないような気持ちでしたが・・
これからは、ふるさとの復興に尽くすストーリーになるのでしょうか。
しかし、能年玲奈さんの東北弁は素晴らしいですね。
音程がいい=耳がいいんでしょう。
ラジオの仕事をしていても、
ミュージシャンの方は、たいていナレーションが上手です。
ところで、この夏は、
物語の中で、ずっと東北にいたような気がします。
ファンの方には叱られそうですが、
高橋克彦さんの作品を、いままで読んだ事がなくて・・
家人が、何かの資料で居間に置いていた「炎立つ」をきっかけに、
すっかり高橋さんの代表作、陸奥三部作に嵌ってしまいました。
火怨(上下二巻)
炎立つ(全五巻)
天を衝く(全三巻)
長〜いけど、読み終えるのが惜しい10冊でした。
平安初期の、阿弖流為(アテルイ)と坂上田村麻呂の物語から、
秀吉が天下を統一していく時代まで。
いつの時代も誇りを持って、朝廷と闘い続けた東北人。
800年の時間を、本の中で旅しながら、
東北人気質というものに、少し触れられたような気がしました。
と、その勢いで、
坂上田村麻呂の父上、坂上苅田麻呂の時代を描いた
風の陣(全五巻)に、突入。あと残り20ページ・・
読み終えるのが、惜しい。
高橋さん、よくこんなに面白い話を、
よくこんなに大量に書けるものです。
こんなに短いリレーコラムですら、4回しか書けなかった私。
反省しています・・
最後に、最近気に入っている言葉を。
ヨガの先生が、レッスンの最後につぶやかれます。
「今日、与えられたものに、感謝しましょう。
与えられなかったものに、感謝しましょう。」
与えられなかったものって、何だろう?
今日はまだ未熟で、与えられなかったものがあっても、
それはまだ、自分に伸びしろがあるのだから、喜ぶべきってこと?
とか、難しく考えていたのですが、もっと単純な話らしく、
「今日は、災厄を与えられなかったのだから、よかったね。」
つまり、特にいいことがなかった日も、
悪い事がなかった、幸せな一日なのですね。
おつきあいいただき、ありがとうございました。
さて来週は、永松聖子さんが、バトンを受け取ってくださいました。
永松さんは、大学の一年先輩。
早くから活躍されて、今も変わらずいい仕事を続けていらっしゃいます。
ずっと憧れの存在なのですが、
TCCでお目にかかると、いつもほっとするのは、
広告業界、最長のおつきあいだからでしょうか。
これからも、どうぞ甘えさせてください・・
来週よろしくお願いいたします。
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