ブロードウェイと重力
こんばんは。「天城越え」が好きな電通の長谷川智子です。
新橋のカラオケボックスが似合う女になってきました。
でも、今日のお話は太平洋を超えてニューヨークへ飛びます。
経緯は省略しますが、
ブロードウェイでミュージカルを観る一人旅、何度かやってます。
4泊6日で、昼は買い物とか観光とか、夜はミュージカルって感じ、
楽しいです。おすすめです。
英語がわかるんだ!と思われると困ります。
観る演目を決めたら、ネットであらすじを手に入れ、
サウンドトラックをダウンロード、
歌詞を見つめながら、ヒアリングを繰り返します。
ヘッドホンして下手くそな英語で下手くそな歌を歌いながら
マンハッタンを行くのは、国際犯罪に近いかもしれません。
それでも、実際にステージから聞きとれるのは簡単な単語レベル
よく繰り返されるワンワード・ワンフレーズが耳に入ってくるくらい。
アナ雪の「レリゴー」レベル。でも、それで十分!
たとえば。大好きなWICKEDの(電通四季劇場でも絶賛公演中) の
クライマックスの一曲に「DEFYING GRAVITY」があります。
重力を無視しよう!って歌です。(単語は辞書で調べましょう)
主人公の魔女見習いの女の子、
それまで優等生で、よき姉で、地味で、ださくて、
そんな少女がしがらみとか偏見とかを断ち切って、
自分の思うままに生きることを決意する歌なんですが。
正直DEFYINGも聞き取れませんでしたが。
憎憎しげに“GRAVITY” GRAVITYと熱唱するので、
GRAVITYがいやなんだな、と決意のほどはよくわかります。
それまで辛い人生を送ってきた主人公の旅立ちに拍手喝采です。
強いことばひとつあれば、人を感動させることができる!
アナ雪の「レリゴー」も、
いい子の役割を演じてきた姉姫が心を解き放つ瞬間を
♪LET IT GO! のフレーズに込めた。
それが世界中の女の子の心をわしづかみにしましたね。
とはいえ、汐留で劇団四季のウィキッドを観たら、
細かいところは思ってた話とずいぶん違いましたけどね。
詳細を伝えることもことばの大事な役割、です。
:これまででサイコーにおもしろかったミュージカルは
URINETOWN。
キーワードはタイトル通りURINE おしっこ。
では、明日は最終日です。
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