水族館
浪人生っぽい、とよく言われます。
社会人というには、だらしなく、
真剣味の感じられないビジュアルで、
かといって大学生というには、
輝きや覇気がないからだと思います。
何も手に入れていない感じ。
ということでしょうか。
そんな私ですが、
1年前に子どもを授かりました。
才太郎です(努力しなくても、
才能だけで人生を乗り切れますように)。
子どもができると、行く場所が変わりますね。
フツーの話ですが。
で。この間、妻と才太郎と
初めて江ノ島水族館に行ったときに見つけた
クラゲの解説文がステキだったので紹介します。
<アカクラゲ>
優雅にたなびくこの美しい触手になら、
巻きつかれてみたいとさえ、
ふと思えてしまいませんか?
<アトランティックシーネットル>
優雅に漂うシンプルなクラゲ。
大西洋産ですが、和風のたたずまいも
感じられます。
<ブルージェリー>
ピョコピョコ、ポヨヨン、ピョ、ピョコ
ピョコピョコ…動くのは楽しいことだと、
教えてくれている。
すんごい主観。
どんな批判も寄せつけない、鮮やかなまでの主観。
クラゲに巻きつかれたいなんて思わないし、
クラゲの和風洋風とか全然わからないし、
クラゲから教訓とか読み取れないし…。
でも、クラゲへの溢れんばかりの愛を感じます。
なんか、こっちまでほっこりします。
いい文章だなぁと思いつつ、こんなの書けないなぁと。
水族館の人が書いたんだと思いますが、
コピーライターが書いてたとしたら、すごいなぁと。
そんなことを思いました。
※解説文に気をとられてクラゲの写真を撮り忘れました。
気になる方はグーグルで画像検索して頂ければと思います。