松尾スズキと安藤温子
こにゃにゃちは。
それでは、安藤温子さんにバトンタッチしちゃいまあす!
にゃろめっ!?
・・・・。
・・・・。・・・・。
ああ、だめだ。
この由緒正しいコラムに一週間も穴をあけてしまった罪をどうおわびしてよいのか、さっぱりわからなくなっちゃったものですから、無理にヘンテコに挨拶してみましたが。
ダメですね。このホームページから読んでらっしゃる皆様の怒りのオーラが伝わってきます。
すみません。本当にすみません。
そして御心配をおかけした皆様、本当にすみません。そしてありがとうございました。(本気でマックに向かっておじぎさせていただきます。かつ、今回は立ったままの姿勢で原稿を書かせていただくことにします)
そして次のコラムは安藤温子さん
私の先輩っす。男らしい人っす。
と、ここから安藤さんについて書くのが通常のながれなのですが、
”先輩いじり”がどうも緊張しちゃって苦手だったりするので、あえて「松尾スズキ」について書こうと思います。
※なので、タイトルの2人はなんの関係もありません。勝手につけました。
えー、御存知の方も多いと思いますが、「松尾スズキ」の演劇をはじめて見まして。演劇っていえば「ガラスの仮面」みたいな世界がくりひろげられていて、
なんだかこう、内輪受け〜みたいな感じなもの、オーバーな演技(アエイオアウアウ〜みたいな発声練習からくる)とか、という先入観でいっぱいだったので、背筋がゾクッとしないように、暖かい服装で挑みました。
でも、
面白かったんですよ。とても。
説教くさくなくて、台詞まわしが絶妙で。役者さんもとても上手くて。
世の中の暗い部分が普通に描かれているところがとてもリアルで。
あ、やめよう。すでに著名な人(たぶん)についてここであまり書くのは野暮ですから。とにかく良かった。「松尾スズキが書く本」よりも良かった。
で、こんなに凄い脚本の他に本を20冊くらい書いている松尾スズキさんについてふと私が感じたのは、こんなことでした。
「あと5本くらい凄い脚本書いたら、失踪とかしてほしいなあ」
あんまり面白いので、「昔は面白かった」なんて言いたくないって感じたのです。自分勝手ですけど。他にはジョージ・ルーカスも、同じように感じたことがあります。どうでもいいですか、そんなこと。へへへ。
演劇そのものの話しに戻りますが、私、
たくさんの人でいっぱいになった劇場というのが苦手で、
いつも「わーーっ」って叫んでしまいたくなるのですが、それも大丈夫でした。
だって面白かったから。
ありますよね、バレエとかクラシックコンサートの幕間でわざわざ咳ばらいをする人。それの「叫び」版です。退屈に耐えきれなくなると発病するんです。
とくに独りでいると。
で、この前、退屈な感じのミュージカルに行って、叫びそうになったんですけど、私のかわりにオーバーな演技の元アイドル女優が叫びまくっていてくれたおかげで、叫ばずに済んだんです。なんて台詞かもわからなかったけど。
あー、変な文章になってきた。
焦っているからかしら。
ところで下北沢という街、久しぶりだったのですが、いいですねえ。
一人ぼっちでも平気そうなところも、気に入りました。いや、デートならなお楽しいですがね。
さあ、しもきたで、まつおすずきを観よう!
では、そろそろ失礼させていただきます。
長い間、ありがとうございました。
原田睦子
追伸
質問が来ていたのでお答えします。
私が3月1日に書いた”だってカニが。パート2”で支払われた10万円ですが、持ち合わせがそんなにあったのではなく、「最寄りの三和銀行」までわざわざ行っておろしてその場で支払ったのでした。
その際、小走りでおろしに行ったことは言うまでもないことです。
2901 | 2011.02.13 | 親のエゴ |
2900 | 2011.02.09 | 出産前夜 |
2899 | 2011.02.07 | ネーミング |
0376 | 2001.03.26 | 松尾スズキと安藤温子 |
0375 | 2001.03.15 | 使い方2 |