ささききくち症候群
さっそく、日が回ってからの更新となってしまいました!
武田さとみです。
生きるうえで苦手なことに、
「2ケタ以上の数字を覚えること」と
「人の名前を覚えること」があります。
前者は、
入社時に自分の新入社員番号だった54(もしくは46か62、もしかしたら83)
をすぐに答えられずたびたび怒られるという苦々しい思い出があり、
研修中は左手に油性ペンで数字を書いていました。
そんな前者をさしおいて、後者のおはなしです。
「ささききくち症候群」をご存知でしょうか。
初対面のときに、
なんとなくお顔や風貌のイメージで、
「この人は『佐々木さん』っぽいな」とか「『菊池さん』って感じだな」と思ってしまい、
本当は田代さんでも池田さんでも関口さんでも、
どうしても「佐々木さん」か「菊池さん」にしか見えなくなってしまう、
という症状のことです。
いまのところ、わたししか症例は確認できていないのですが、
(佐々木さん、菊池さん、勝手に症候群にしてしまってごめんなさい)
ほんとうに困っています。
とくに佐々木さんっぽい、菊池さんっぽいに
何かルールがあるわけではないのですが、
たびたび発動するので、
わたしの周りには(わたしのなかで)佐々木さんと菊池さんという名前の
ともだちがたくさんいます。
おかげで、
名刺を交換してすぐの会話とか、
パーティーとか、
街でばったり会ったときとか、
いつも悩まされます。
お名前を忘れてしまう、ならまだしも、
「『菊池さん』だと思い込んでしまう」ので、
本当に菊池さんなのか、じつは違うのか
頭がこんがらがってしまいます。
なので、脳をだましだまし人の名前を覚えています。
たとえば本当の名前が池田さんなのに
菊池さんっぽい方は、
「菊池さんっぽいけどちがうひと、
池だけ一緒であとは田んぼをくっつける。そう、つまり池田さん!」
ととてもまどろっこしい方法で覚えます。
池田さんはまだ池でリンクがあるからいいのですが、
まったく関係なさそうな名前の場合、
菊池からたどっていくのがとても困難です。
景色とか、色とかをくっつけたり、
勝手にストーリーをつくって覚えるようにしています。
ひとの名前だけに限らず、
お店の名前にも同様で、かつ地図も読めやしないので、
たいてい一度連れて行ってもらったおいしいお店には行けません。
余談ですが、数字や名前が覚えられない分、
ひとの顔は一度会ったら覚えられるようで、
たとえば、電車で一度車両が一緒だったひとが地元のコンビニで働いていると
「おっ」と思うくらいには記憶力がいいです。
・・・バランスが悪い。
みなさんも、
こういう悩みを抱えていたりしないでしょうか。
意外と、当たり前だったりしたら救われるのですが・・・。
お悩み相談みたいになってきてしまいました。いいのかな。
ありがとうございました。もう、朝です。
それではまた。
たけださとみ
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