リレーコラムについて

娘の作文

廣畑聡

先日、家族で遊園地に行きました。

ちなみに廣畑家には、
小学3年生の娘と、年長の息子がいます。

そこでふと、昔、娘が書いた作文を思い出したんですね。
1年生の頃の作文で、学校内で選ばれて、
何かの冊子に載った作文です。

ちょっと長いのですが、
以下が、その作文なんですけども。

らんぼう

わたしのおとうとは、らんぼうです。
けんかをしたとき、わたしをひっかいたりします。
わたしはもっと、やさしくなってほしいです。
なぜそんならんぼうになったんだろう?
赤ちゃんのときはかわいくてなんにもしなかったのにきゅうに、
らんぼうになったとおもう。
はじめてたったときは、ばあばがてをたたいて、
おいでおいでといっておとうとをよびます。
おとうとはあるいてばあばのところにこようと
よっちよっちとかわいくあるいて、こてと、こけちゃって
でもなかないですぐにたちあがりました。
なんどこけても、すぐたちあがるからつよくなるかなとおもったけど
だんだんよわくなっていって、ちょっとこけても、すぐにないてしまいます。
だけどわたしのべんきょうのまねをしたりしています。
わたしが193といったらおとうとも193といってかわいいです。
かわいいときもあるけれどこわいときもあります。
はじめておとうとがうまれたらだっこをしてかわいいなとおもいました。
だんだんおおきくなっていって、いまは3さいです。
もっとおおきくなったらいっしょにあそんで、いっしょにおおきくなっていきたいです。
おおきくなったらゆうえんちにいこうかな。
いっしょにジェットコースターにのってそしたら、
つぎにおとうとがすきなかんらんしゃにのろう。
そしてさいごにママとパパがすきなものにのろう。
ママとパパはこわいのがすきなのかな、すごくこわいのは
おもしろそうだから「わくわくドキドキ」するね。
もっともっといっしょにいようね。

これを当時読んだときは、親ばか的にえらく感動しました。
子どもらしい、ええ作文やないかと。
ちょっと泣いてもたやないかと。

で、何が言いたいかと言うと、
まさに、娘が書いたとおりになってるなと思ったんです。

実際、ジェットコースターにのって、そのあと観覧車にのりました。
最後にはまた、ジェットコースターに乗りました。
(僕も、こわいのがすきなので)

ふつうジェットコースターと観覧車は乗りますし、
偶然といえば偶然なのですが、やたらと遊園地に行きたい、
ジェットコースターに乗りたいと言っていたので、必然なのかもしれません。

2年越しに娘が空想した通りになってるのだとしたら。
大変疲れましたが、良かったのかなぁと。

余談ですが、当時「193ってなに?」と聞いたところ、
「知らない」と言ってました。
893じゃなくて良かったです。

以上、数少ない、ゴールデンウィークの思い出でした。

明日は、同じくゴールデンウィークの「苦行」の話を書きます。

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