リレーコラムについて

ネタ帳にメモしたこと。その5

林潤一郎

おはこんばんちわ。
(ダメだと思ってもやり続けた者が勝つ!
 と、どこかで聞いたことがあるんです)

わぁどうしよう、書くことないよ…
と不安でいっぱいだったリレーコラムも5日目。
炎上の火種すら起こることなく、無事、
最終日を迎えることができました。

自分のネタ帳をネタにして人様にネタを提供する、
ただそれだけの内容でしたが、1gくらいは、
楽しんでいただけたでしょうか。

最後は何を書こうか、結構、迷ったんです。
10分くらいですが。

で、決めたのが、昨日に続いて2013年のネタ帳。
5月2日に書いたこんな言葉です。

———
人生のピークをどこに置くか。
———

この言葉をくださったのは、
25,6歳くらいからずーっとお世話になっている
お兄さん的存在の先輩です。

僕が夜な夜な悩みをぶちまけている時にいただきました。

早く一人前になりたい。もっとみんなにホメられたい。
ていうかスターになりたい(この考えがすでにアホw)。
「ボグもうどうぢだらいいのがわがらないんでずよおおお」
とヤケ酒をしている後輩に向かって、それはもう、冷静に。
ポーカーフェイスでロイヤル・ストレート・フラッシュを
すっ…と出すような顔つきで。

あの頃、と言ってもたった2年前ですが、
良い仕事を連発してビッグになっていくまわりの人が
気になって気になって仕方なくて、ああもう!
なんて気分だったんですよね。

でもこの言葉で、ハッとしました。
いま、こんくらいでピークを迎えたくて、
汗や涙を流して頑張ってきたのか?って。
ちがうだろうよ、潤一郎さん、って。

結論から言うと、まだ、自分にも、
いつをピークに置くか?という解は出ていません。
圧倒的に知恵も知識も経験も足りない僕が
すぐそこに見えるような場所にピークを置いたら駄目だ、
そんなちっぽけな人間でおしまいになったらさみしいぞ。
ということだけは分かっているのですが。

それにもっとよく考えたら、この言葉の裏には、
いますぐ答えを出そうとするなよ、もっとがんばれ!
まだまだ道半ば。先は長いんだぞ! という、
応援の意味が込められていたんだろうなと気づきました。

だから毎日気を抜かず、手を抜かず、
明日の自分がちょっとにやっとするような
ユニークでチャーミングな企画やコピーを
せっせせっせと書いていこうと思います。

なんだかしんみりさせちゃってごめんなさい。
誰だかよくわからない人間の独白なんて、
面白く無いですよね(猛省)。

ちなみに僕はネタ帳とは別に、
ほぼ日手帳にもひとこと日記を何年間も
書き続けているのですが…
それはまたいつかどこかで。

5日間、お付き合いいただきありがとうございました。
古いネタ帳を読み返して、自分にとっては、
大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。

来週は、こんな僕のことを嫌がらずに(?)
お酒を飲んでくれる素敵な先輩にバトンをお渡しします。

控室でお待ちのPOOL 小林麻衣子さん、
張り切ってお願いしますっ!

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