元をとろう。
仲畑さんから「一番若い幹事に」と、
名誉すぎるバトンをいただきました。
武田さとみと申します。
1週間よろしくおねがいいたします。
金曜日は、TCCの受賞式。
受賞されたみなさま本当におめでとうございます!格好よかったです、、
わたしは去年新人賞をいただいたので、
ぐるりと1年経ったことになります。
ぐるりと1年経ったので、
TCCに入った時のこと、
今のTCCに感じていることを書こうと思います。
ところどころ、怒られるかもしれませんが、書きます。
新人賞をいただいて、
嬉しい、ありがたい、頑張らなきゃと
気持ちを引き締めてから最初に思ったのは、
「年会費6万、高ッ!」
ということでした。
満期払った自分を想像して、
(たしか50年くらい払い続けるともう払わなくていい、
みたいな制度があったと思うんですが)
正確にいうと計算して、震えました。
その次に思ったのは、
「どうやったら元を取れるだろうか」
ということでした。
もうひとつ感じたこと。
それは「断絶の気配」でした。
TCCには、たくさんの素敵な先達がいて、
レジェンドと呼ばれるひともいて、
歴史は受け継がれていくとすると、
我々の世代からだって、将来そう呼ばれるひとたちがいるはずで、
今そのひとはどこかにいるはずで、
じゃあ未来のレジェンドをつくる場っていうのは、
ちゃんとTCCにあるんだろうか。
これは感覚的なものなので、
違うよ!と言われたら、すみません!と言うしかないのですが、
その時のわたしの答えは、
「ないんじゃなかろうか」
というものでした。
なんでないんだろう?
コピーライターの集まりなのに。
そんな個人的な気持ちと、
ほかにも思いあるひとが集まってはじまったのが、
TCCC(東京コピーライターズクラブ大学)でした。
ざっくり、
「TCC会員のコピーライターが、
現役コピーライターの悩みにこたえるという大学」
なのですが、
コピーの書き方だけをならうのではなく、
ひととか、しごととか、社会とか、
そういうものとの向き合い方をまなぶ場になっているなあと感じます。
コピーライターとして成功(の定義は人それぞれですが)には、
個性ももちろんあるけれど、
そこには「共通したなにか」があるんじゃないか、
とおぼろげながら感じています。
そうして、TCCCの運営をするつもりで、
気づけば幹事になっていました。
幹事になって幹事会というものに出ると、
”組織としてのTCC”が見えてきます。
またお金の話にもどって恐縮なのですが、
「6万って高いよね。」というセリフ、
挨拶かっ!てくらい耳にします。
たしかに高い。
でも、TCCを知るうちに、
徐々に「なんでそうなのか」が分かってきます。
仕方ないのか、なくないのか、
どうしたらもっと良くなるのか。
(TCCCが今参加費をいただいている理由もここにあります。
会費を使わずに、まずは自走できるしくみにしたい、という意思です。)
会員としてどのみち会費を払うんだったら、
それをガソリンにして、自分もガソリンになって、
ぶんぶんしていったほうが、
おトクだし、楽しいな、、、
というのが最近思っているところです。
はじめは続かないだろう、なんて声もきかれたTCCCも1歳。
「まずは、やってみたらいい。」と背中を押してくれ、
応援してくれ、きびしい意見をくれ、情報を拡散してくれ、参加してくれ、
たくさんの方の力があってこそだと思うと、
「続く」って、ものすごいことだなあ感じます。
そして、ぶんぶんしたい、と思った時に、
会員の方々も、会員じゃない方々も、事務局のみなさんも、
いいねって背中を教えてくれるのが、
TCCのほんとうに素敵なところだなと思っています。
ありがとうございます。
個人的にはもう十分すぎるくらい元をとったと思っていますが、
みんなで元をとりまくっていける団体になったらいいなあ!
というおもいをこめて、
1日目のコラムをおわります!
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