コピーライターかける
タカハシマコト
かける君は、コピーライター。もともと営業志望で広告代理店に入社しましたが、なぜか制作局に配属されてしまったそうです。
「かけっこが速い男の子はモテるらしいから…」
という不純な理由で付けられたという名前のせいで、仕事がら苦労したことも多かったとか。
「君ならすぐ書けるよね」「おーい、もう書けただろ?」
などと先輩やCDからいじられ、それなりに辛い下積み時代を過ごした、と語ってくれました。
といった、かける君の身の上話コラムではなく、今週は「コピーライターの可能性」についてお話ししたいと思います。
「コピーライター ☓ ◯◯」
要素をかけ算するのは、企画や発想の基本ですよね。
僕は、コピーライターとしてキャリアをスタートできたことを誇りに思っていますし、この仕事が好きです。
でも、いわゆる広告コピーやCMのナレーション、セリフを書くだけでなく、違う要素とかけ算することで、コピーライターが磨いた言葉の技術は、さらに光ると思うのです。新しい市場やサービスが生まれるかもしれない。
近い考え方の人にもコピーに集中して仕事されている方も、コピーライターになりたい人にも、ちょっとの間おつきあいいただけると嬉しいです。
申し遅れました。TBWA博報堂の原田CDからバトンを受け取りましたタカハシマコトです。
一昨年から、博報堂DYグループの社内ベンチャー制度でNEWSYという会社を起業して、『しらべぇ』というニュースサイトの編集長をしていますが、博報堂のクリエイティブディレクターでもあります。
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