前向きに悩む
またしてもハンター×ハンターが休載してしまうらしい。
もうあの話の続きをスムーズに読める日はこないのだろうか。
できれば国をあげてサポートしていただきたい問題だ。
そういえばコピーを書きはじめた頃、
いいコピーを量産できる論理を身につけることは、
ちょうどハンター×ハンターに登場する
念能力を習得するようなものだと感じていた。
いま思えばそんな奇妙な話でもないし、
逆にそんな簡単な話でもないと思うのだが、
そのくらい当時の僕は
勘のいいほうではなかったのだと思う。
そんな僕もコピーライターに転職して5年になる。
おかげさまで変わらずこの仕事が好きだし、
変わらず夢中になれている。
自分の好きなことを仕事にできる人なんてほとんどいない。
僕もはじめは、やりたいことすらなかった。
とりあえず就職して、やりたいことを探した。
その後コピーに出会い、
いまこうして夢中になれることを仕事にできているのは、
ほんとにしあわせなことだと思う。
基本的に楽しむことより、悩むことが多い性格だ。
いまも楽しいけれど、それ以上に悩みが尽きない。
かなりネガティブなほうである。
コピーの考え方は、ネガティブをポジティブにする。
悩みだって、いろんな角度から見られるようになる。
悩めば悩むほど気づかされることがあって、
いつの間にか悩むことも楽しくなってたりする。
どうせ悩むなら、前向きに悩んでいこうと思います。
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1週間、拙いコラムにお付き合いいただき、ありがとうございました。
次にコラムを書いてくれるのは、新人賞同期の小林沙紀さんです。
僕と違って、明るく元気でフレッシュな女の子なので、ご期待ください。
それではコバサキ、よろしくね。