あ、先生、指が入りすぎています
肛門科と内科があるその病院の待合室には、僕が到着した時刻には、すでに満員御礼状態。おいおい、みんな肛門科か。みんな、締まっていこうぜー!当然、若い女性も、おっさんも、おばちゃんもいる。待ち時間の間、あの女性は内科、あの人は肛門科。と当てっこをして気をまぎらわせている僕。なんか、とっても落ちつかないのです。
待つこと30分、そろそろくるかなあと思ったら、呼ばれたのは目の前にいた、落ち着いたきれいな女性。年の頃は27、8。若奥様か、ナイスなキャリアの人。あの人は内科。胃痙攣か。と想像する僕。
彼女が診療室に入ると、すぐさま、中のドクターとの会話がもれてきた。ちょっと興奮気味のようだ。「え、先生、そんな恥ずかしい格好できません」「病気なんだから、恥ずかしがってどうする」「だって、あおむけになって肛門をつきだせなんて」「だいたい、痔を恥ずかしがるのがいけない。若い女は、そうやって我慢するから、余計に悪くなるんだ」「あー、いたたたー。いたーい」「ちょっとぐらい、我慢しろ」「あ〜先生、指が入りすぎていますぅ」落ち着いた病室にもれてくる痔と格闘する女性と先生の会話。僕なんか痔になったのはじめてですから、もう、みょうな興奮をしてしまうわけです。怖いような、やらしいような、なんていったらわからない気分。あの女性が、あそこまで乱れている。おいおい、僕ちゃんの運命は、いったいどうなるのよ。
というわけで、この続きは、また明日。
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