巽の洋子
巽 洋子
みなさま、はじめまして。
今年ACジャパンの“死因「大きくなったから」”で新人賞をいただきました、
電通名鉄コミュニケーションズの巽洋子(たつみようこ)と申します。
“伊藤の中の伊藤”こと、イトケンからバトンを受け取った私は、
幼い頃から
「巽って珍しい名字だね!」
「ご先祖さまは武士とか偉い人だよね!」
って言われて育ってきました。
自分でも、そうなんだぁとイイ気になってたある日、
同じように「ご先祖さまは偉い人だよ!」と言われて育ってきた弟が教えてくれました。
『辞書で「巽」って調べると、「遊郭」って書いてある。』
ご先祖さまはソチラ系でしたかと。
残念ながら私には色気とかテクニックとか(なんの?)
そういうのは備わりませんでしたが、
コラムを読んだ人が「ふぅ」と息が抜けるようなものになれば幸いです。
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どうも、改めまして、巽洋子(たつみようこ)です。
コラムを書く人の中には、
「あ、この人ってあのコピー書いた人だ!」
って有名な人もいると思いますが、
私のことを知ってる方はほとんどいないと思うので
今日は自己紹介をしたいと思います。
名古屋の電通名鉄コミュニケーションズという会社でコピーライターをしています。
入社して最初はプロモーション部に配属され、
週末はアンパンマンショーとかプリキュアショーの立ち会いをしていました。
そこで20代のうちの4年間を過ごし、
社内のクリエーティブ試験に受かってコピーライターの名刺をもらいました。
コピーライターの名刺をもらったものの、
コピーなんて1つも書いたことがなかった。
「これはヤバくない?」と、
「堀川、ヤバくない?」と、
コピーライター養成講座の基礎クラスに通い始めるも、
ぜんぜん金のえんぴつがもらえない。
基礎講座って学生の子や他業種の人、営業の人がたくさんいるんです。
その中で“コピーライター”の名刺を持ってる私がまったく金のえんぴつもらえない。
ツラかった。
てか、恥ずかしかった。
そんなある日の土曜日、いつものように養成講座の授業に行くと、
みんなが「出した?」「何本出した?」って言い合ってる。
その日は糸井重里さん主催の『ほぼ日手帳コピー大賞』の締め切り日でした。
当日消印有効とのことだったので、
その日は飲み会の誘いを断り、
雨の中24時までやってる千種の郵便局で
コピーを考えて、書いて、出しました。
それが、本当にありがたいことに、なんと金賞。
過去にないぐらいの「おめでとう!」と「いいね!」に囲まれ、
しかも30万円の賞金までもらってしまい、
すっかり味をしめてしまった私は
「コピーライターってすごいイイ!!!」
って思ってしまったのでした。
ちなみに
「巽洋子 コピー」
で画像検索すると、下の写真が出てきます。
基礎講座の時の同期は、今でも公募のリマインドを送り合ったり、
モチベーションを上げてくれる素晴らしいライバルばかりです。
ステキな仲間に出会えて、私はほんと、ツイてます。
いつもありがとうございます。
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